一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)が発表したデジタルカメラの出荷台数とデジタルカメラの販売台数を集計したBCNランキングに差がある事に触れた記事を読んだ。
記事では、2018年~2024年のデジタルカメラの種類別出荷台数構成比と2018年~2024年のデジタルカメラの種類別販売台数構成比を比べている。
記事内の2018年~2024年のデジタルカメラの種類別出荷台数構成比のグラフを見ると、出荷台数構成比の推移では2022年にミラーレス一眼カメラの出荷台数構成比が急増して、2023年と2024年にはミラーレス一眼カメラの出荷台数構成比がレンズ一体型カメラの出荷台数構成比を上回っている事が示されている。
一方で、同じ記事内の2018年~2024年のデジタルカメラの種類別販売台数構成比のグラフを見ると、一眼レフカメラの販売台数構成比の減少に伴ってミラーレス一眼カメラの販売台数構成比が増加しているが、2018年から2024年までレンズ一体型カメラの販売台数構成比が最小63.8%~最大68.7%で、一貫して60%台で推移している。
記事でも触れられているが、これらの内容から、出荷するメーカー側はミラーレス一眼カメラに主軸を移す一方、消費者はレンズ一体型カメラを求めている傾向がある事が分かる。
それらを踏まえた上で、レンズ一体型カメラ、すなわちコンパクトデジタルカメラの新製品ラインナップの数が少ない状況では、スマートフォンかミラーレス一眼カメラの2種類に二分化/二極化されてしまい、その間を埋めるようなデジタルカメラのラインナップが減っていく、あるいは無くなるのは、デジタルカメラ全体としてはアンバランスなのではないかと感じた。選択肢は多ければ多い程良い。
カメラに手を伸ばしたいが、ミラーレス一眼カメラは価格が高くてレンズと組み合わせると重い、しかしスマートフォンでは遠くを撮るのには足りない―――という場合があるかどうか分からないが、空白地帯が生まれてほしくないと思う。
また、ここ最近ではオールドコンデジのトレンドを目にする事があるが、中古だけで市場が回ってもいずれ尽きるのではないかと感じたので、もっと新製品のコンパクトデジタルカメラも出してほしいとも思う。
スマートフォンとミラーレス一眼カメラの間を埋めるためにも、レンズ一体型カメラ、コンパクトデジタルカメラの新製品ラインナップをもっと増やしてほしいとますます思う。広くて手の届きやすい価格帯はもちろん、フルサイズセンサーやAPS-Cセンサーのレンズ一体型カメラとかも出てほしい。


俺も軽くて安い高倍率ズームが欲しい、ただし条件がある|RuinDig|note
-end-