AndroidスマートフォンのXiaomi 14T Proにマイナンバーカードのスマートフォン用電子証明書を追加した。正式名称は『Androidスマホ用電子証明書搭載サービス』という機能になる。スマホ用電子証明書の追加と失効手続きをやってみたので一連の手順を説明する。
- 使用したAndroidスマートフォンとマイナポータルアプリのバージョン
- Androidスマートフォンにマイナンバーカードを追加する
- スマホ用利用者証明用電子証明書の動作確認
- スマホ用署名用電子証明書の動作確認
- スマホ用電子証明書の失効手続き
- その他のAndroidスマホ用電子証明書の手続き
- 『Androidスマホ用電子証明書搭載サービス』を使ってできる事
- 『Androidのマイナンバーカード』への刷新
- マイナポータルなどの関連ページ
使用したAndroidスマートフォンとマイナポータルアプリのバージョン
今回使用したAndroidスマートフォンとマイナポータルアプリのバージョン情報は以下の通り。
- Androidスマートフォン:Xiaomi 14T Pro
- AndroidのOSバージョン:Android 15/Xiaomi HyperOS 2.0
- Android版マイナポータルアプリのバージョン:91
Xiaomi 14T Proの場合、マイナンバーカードをかざす位置は以下の図の通りになる。マイナンバーカードを横向きにかざすのではなく縦向きにかざす方が読み取りやすい。

Androidスマートフォンにマイナンバーカードを追加する

Androidのマイナポータルアプリを開いて、マイナポータルアプリの「メニュー」タブの画面上にから「スマホ用電子証明書を申請する」を押す。

スマホ用電子証明書の申請
『スマホ用電子証明書の申請』の画面に移動したら、【スマホ用署名用電子証明書】と【スマホ用利用者証明用電子証明書】の2つのチェックボックスを押してチェックを入れる。

『スマホ用電子証明書の申請』の画面をスライドして「【地方公共団体情報システム機構からのお知らせ】スマホ用電子証明書のご利用にあたっての注意事項」を確認したら「確認しました」のチェックボックスを押す。その後、「申請する」のボタンを押す。

次に『パスワード入力』の画面ではマイナンバーカードに設定してある署名用電子証明書のパスワード(6桁~16桁、英大文字と数字の組み合わせ)を入力して、「申請する」を押す。



マイナンバーカードの読み取り
次にマイナンバーカードを読み取る。『マイナンバーカード読み取り』の画面が表示されたらマイナンバーカードをスマートフォンの読み取り位置にかざす。

『読み取り完了』の画面が表示されたら「次へ」を押す。この画面ではセキュリティ上の都合で10分経過して接続が切れた場合は最初からやり直しになる事が説明してある。

なお、スマホ用電子証明書を申請する時間帯によってはスマートフォンにマイナンバーカードをかざしても先に進まず、8:00~19:30の間に再度申請するように説明するメッセージが表示される。

スマホ用署名用電子証明書のパスワード設定
マイナンバーカードをかざして次に進める場合は、スマホ用署名用電子証明書のパスワードを設定する。パスワードの構成はマイナンバーカードの署名用電子証明書のパスワードと同じ6桁~16桁、英大文字と数字の組み合わせになる。2回入力して、「次へ」を押す。

スマホ用利用者証明用電子証明書のパスワード設定
スマホ用署名用電子証明書のパスワードを設定した後は、スマホ用利用者証明用電子証明書のパスワードを設定する。マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書と同じく、パスワードの構成は4桁の数字になる。2回入力して、「次へ」を押す。

パスワードの設定を終えると「スマホ用電子証明書の利用を申請しました」と表示される。説明にはこの後プッシュ通知が届く旨と、19:30以降の申請は翌朝に届く旨が書いてある。「メニューへ」を押してマイナポータルアプリのメニュー画面に移動すると、『利用者証明用電子証明書』と『署名用電子証明書』がそれぞれ赤い文字で「申請中です」と書いてある。この段階ではまだスマートフォンにマイナンバーカードのスマホ用電子証明書は追加されていないので使えない。


プッシュ通知の受信
8:00~19:30の間にスマホ用電子証明書の利用を申請した後に、数分経つと「スマホ用電子証明書の登録手続きをお願いします」というマイナポータルアプリのプッシュ通知が届くので届いた通知を押す。


「スマホ用電子証明書の登録手続きをお願いします」というマイナポータルアプリのプッシュ通知を押すと登録が完了する。各種サービスでスマホ用電子証明書を利用する場合は15分程待ってから使うように説明される。この画面から生体認証などの利用登録、あるいは動作確認を行う事もできる。ここでは「生体認証などを利用登録する」を押す。

生体認証の登録
『生体認証などの利用』の画面にはスマホ用利用者証明用電子証明書の使用に限り代替可能であると書かれてある。画面下の「設定に進む」を押す。


次に、スマホ用利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)を入力する。4桁の数字を入力したら「次へ」を押す。

今回は画面の指示に従って指紋認証センサーに指を乗せて指紋認証を行う。この指紋認証はスマートフォンのロック解除に普段使用する時と同じ物になる。指紋認証がなければスマートフォンのロック解除に使うパスワードなどを入力する。

完了すると「生体認証などの設定が完了しました。」と青い文字で表示される。「メニューへ」を押して戻る。

生体認証などの登録完了後
生体認証などの登録をした後にマイナポータルアプリの「メニュー」タブの画面に移動すると『利用者証明用電子証明書』と『署名用電子証明書』が有効になっているのが確認できる。画面にはマイナンバーカードの本体に載っている有効期限と同じ有効期限が表示されている。

スマホ用利用者証明用電子証明書の動作確認
マイナンバーカードのスマホ用電子証明書の追加が完了すると、「スマホ用電子証明書の確認」から動作確認をする事ができる。「スマホ用電子証明書の確認」を押す。

『あなたの電子証明書』か『発行元の電子証明書』を選ぶ。ここでは『あなたの電子証明書』を押す。なお、『発行元の電子証明書』を押すと証明書情報を確認できるが、パスワードなどを利用する事はなく、動作確認の項目もない。

次に、「利用者証明用電子証明書」か「署名用電子証明書」を選ぶ。ここでは「利用者証明用電子証明書」を押す。

『生体認証などの利用』の画面が表示されたら「次へ」を押して、指紋認証を使う。


スマホ用利用者証明用電子証明書の基本情報と詳細情報
『生体認証などの利用』の画面で指紋認証などを使用した後は、スマホ用利用者証明用電子証明書の『基本情報』と『詳細情報』が表示される。






スマホ用利用者証明用電子証明書の『基本情報』と『詳細情報』のいずれかを選んで、1番下まで画面をスライドして動かすと、「証明書の有効性確認を行う」「証明書の動作確認を行う」「メニューに戻る」の3つが表示されている。
「証明書の有効性確認を行う」を押すと、「このスマホ用電子証明書は有効です」と表示される。「証明書情報の確認に戻る」を押す事で1つ前の画面に戻る。

先述した「証明書の動作確認を行う」を選ぶと、スマホ用利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)を入力する。ここでは生体認証などは使えない。

動作確認が完了すると『動作の確認完了』の画面が表示されて、「あなたのスマホ用電子証明書」は問題なく動作します」と表示される。

スマホ用署名用電子証明書の動作確認
スマホ用利用者証明用電子証明書かスマホ用署名用電子証明書を選ぶ画面で「署名用電子証明書」を押す。

スマホ用署名用電子証明書のパスワード(6桁~16桁、英大文字と数字の組み合わせ)を入力する。

なお、スマホ用署名用電子証明書のパスワード入力画面では大文字でのキーボード入力を有効にする必要がある。


スマホ用署名用電子証明書の基本情報と詳細情報
スマホ用署名用電子証明書のパスワード(6桁~16桁、英大文字と数字の組み合わせ)を入力した後は、スマホ用署名用電子証明書の基本情報と詳細情報を確認できる。






「証明書の有効性確認を行う」を押すと、「このスマホ用電子証明書は有効です」と表示される。「証明書情報の確認に戻る」を押す事で1つ前の画面に戻る。

先述した「証明書の動作確認を行う」を選ぶと、スマホ用署名用電子証明書のパスワード(6桁~16桁、英大文字と数字の組み合わせ)を入力する。

動作確認が完了すると『動作の確認完了』の画面が表示されて、「あなたのスマホ用電子証明書」は問題なく動作します」と表示される。

スマホ用電子証明書の失効手続き
マイナポータルアプリを使ってAndroidスマートフォンにマイナンバーカードのスマホ用電子証明書を追加した後に、スマホ用電子証明書を失効=利用停止にする事ができる。
マイナポータルアプリの「メニュー」タブの画面にある「失効」を押す。

次に、『スマホ用電子証明書の失効』の画面では、「スマホ用署名用電子証明書」と「スマホ用利用者証明用電子証明書」の両方またはどちらか片方だけを失効する事ができると説明されている。
「スマホ用署名用電子証明書」と「スマホ用利用者証明用電子証明書」の両方またはどちらか片方だけを失効する場合、チェックボックスにチェックを入れて画面下の「はじめる」を押す。今回は「スマホ用署名用電子証明書」と「スマホ用利用者証明用電子証明書」の両方を失効する。


次に、「スマホ用署名用電子証明書」と「スマホ用利用者証明用電子証明書」の両方を失効するために、スマホ用署名用電子証明書のパスワード(6桁~16桁、英大文字と数字の組み合わせ)を入力して「失効する」を押す。
なお、「お手元のカードを利用する」を押す事で、マイナンバーカード用の署名用電子証明書のパスワード(6桁~16桁、英大文字と数字の組み合わせ)を入力してマイナンバーカードを読み取る方法も利用できる。
また、「スマホ用利用者証明用電子証明書」だけを失効する場合でも、スマホ用署名用電子証明書のパスワードの入力またはマイナンバーカード用の署名用電子証明書のパスワードの入力とマイナンバーカードを読み取る方法を利用する。


失効が完了すると『失効完了』の画面で「失効が完了しました」と表示される。

失効完了後にもう1度スマホ用電子証明書を申請する場合はマイナポータルアプリの「メニュー」タブにある「スマホ用電子証明書を申請する」を押して【スマホ用電子証明書の申請】の手順から進める。

その他のAndroidスマホ用電子証明書の手続き
今回は説明していないが、スマホ用電子証明書の更新・再発行の手続きやスマートフォン紛失時の手続き、生体認証の利用を止める手続きなどはマイナポータルの操作マニュアルのウェブページ「4章 Androidスマホ用電子証明書を利用する」に記載がある。
- スマホ用電子証明書の更新・再発行の利用申請を行う - 使い方 - マイナポータル
- スマートフォンの機種変更時の手続を行う - 使い方 - マイナポータル
- スマホ紛失時等の対応の手続を行う - 使い方 - マイナポータル
- 生体認証などの利用をやめる手続を行う - 使い方 - マイナポータル
『Androidスマホ用電子証明書搭載サービス』を使ってできる事
デジタル庁のページでは『Androidスマホ用電子証明書搭載サービス』が使える場所とサービスを紹介している。マイナポータルへのログイン、コンビニエンスストアでの各種証明書の取得、医療機関や薬局でのマイナ保険証の読み取り、確定申告、対応する民間のサービスの申し込みなどに利用できると説明している。
『Androidのマイナンバーカード』への刷新
今回は『Androidスマホ用電子証明書搭載サービス』を説明したが、2026年秋頃にはスマホ用電子証明書に加えて、本人確認と年齢確認ができる機能(属性証明機能)をAndroidスマートフォンのウォレットアプリに追加できるようになる予定であり、それに伴ってサービス名を『Androidのマイナンバーカード』に刷新すると公表されている。これによって、オンラインや店舗などでの年齢確認・本人確認で実物のマイナンバーカードを提示する事なく、生体認証で簡単・安全かつ便利に本人確認を受けられるとも説明している。
マイナポータルなどの関連ページ
- スマホ用電子証明書の利用申請を行う - 使い方 - マイナポータル
- スマホ用電子証明書の利用停止を行う(失効) - 使い方 - マイナポータル
- スマホ用電子証明書を失効させる方法を教えてください。 - よくあるご質問 - マイナポータル
- スマートフォンのマイナンバーカード - デジタル庁
- Androidスマホ用電子証明書を登録しているスマートフォンの利用をやめるときの手続 - デジタル庁
- Androidスマホ用電子証明書搭載サービス - デジタル庁
- iPhoneのマイナンバーカード - デジタル庁

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