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Ingressのアノマリーイベントでの随行レポーターのプロセスについて解説する #Ingress

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Ingressアノマリーイベントでの随行レポーターのプロセスについて解説する。今後のアノマリーイベントあるいは2019年5月に開催されるAbaddon Primeで随行レポーターに応募しようと考えている人に向けて書いた。

注意:これから説明するプロセスはDarsana Prime Tokyoで随行レポーターを務めた筆者の経験に基づくので、今後のアノマリーイベントではプロセスが変化する可能性がある。

1. 応募フォームへの記入

Abaddon Primeでの随行レポーターの応募フォーム(英語)の内容は以下の通り。日本語に訳してみた。

ruindig.hatenablog.jp

応募フォームのそれぞれの内容をよく読んで記入しよう。公開状態のSNSアカウントが必要だったり、1時間に少なくとも4枚の写真をSNSに投稿しなければならない要件などが書いてある。

重要:随行レポーターに応募する上で、自分が住んでいる場所は問われない。これまでに随行レポーターを務めてきたIngressエージェントの中には、海外のアノマリーイベントに随行レポーターとして参加した人がいれば、海外から日本のアノマリーイベントに随行レポーターとして参加した人もいる。

応募フォームを記入し終えたら、当選メールを待つ。

2. 当選メールが来たら

以下のように当選メールが来ると思う。

当選メールが来たら、内容をよく読もう。筆者に届いた文面は以下の通りだった(一部を原文から改変)。ここには随行レポーターとしての心構えや達成しなければならない要件が書かれている。

f:id:edgeknight:20190415215408j:plain

Agent, you have been selected as an Embedded Reporter for the upcoming Darsana Prime Anomaly. Thank you for volunteering to do this.

Your role is to be the paparazzi of Ingress! We want you to capture and share lots and lots of photos on social media. If you are using a DSLR or traditional camera it must have wifi so you can upload photos immediately. Uploading your images AFTER the event is not what we want for this role. Post pictures frequently to social media as soon as you take them.

What we are asking of you?
Post at least four pictures an hour to your social media channel.
Share your photos on Social Media using the hashtag #DarsanaPrime and #Ingress.

What kind of pictures? --- View this presentation:
[INGRESS Embedded Reporter Mood Board]
Are videos ok? --- Yes. A quick 60-120 second man on the street interviews are awesome! Try not to do anything longer.

If you have read this far down, and you accept, please fill out this form: [Form URL]

Feel free to reply with any questions you may have. Thank you once again for volunteering. I will pass your name along to the Niantic event coordinators in order to get your Embedded Reporter lanyard and badge on the day of the Anomaly.

アノマリーイベントでのあなたの役割はパパラッチ、すなわちカメラマンで、たくさん撮ってSNSにたくさんシェアしてほしいという事が書いてある。一眼レフやその他のカメラを使ってもいいが、Wi-Fiによる転送機能など撮った写真を即座にシェアできるようにする用意が必要で、イベント終了後に写真をシェアするのは随行レポーターの役割ではないとも書いてある。

参加するエージェントに1分~2分の簡単なインタビューをする動画も良いと書いてある。

SNSにシェアする際に必要なハッシュタグがある事や1時間あたり少なくとも4枚の写真や動画をSNSに投稿する要件が書いてある。

[INGRESS Embedded Reporter Mood Board]というスライドは見本集の事で、どんな写真を撮ってSNSにシェアするべきなのか、どんな写真がSNSでのシェアを避けた方が良いのかを示しているのでよく読んでおく必要がある。

追加でフォームへの記入が求められているが、これは自分が参加する開催都市の他の随行レポーターや他の開催都市の随行レポーター、NianticIngressのグローバルコミュニティマネージャーを務めるAndrew Krugさん達と交流・やり取りするためのグループチャット(英語)に招待されるために必要なTelegramアカウントの記入と、随行レポーターの要件を達成した場合に送られるコイン・パッチ・ロードアウトカードのセットを受け取るための住所を記入するフォームになる。

↓Telegramの基本的な使い方の説明記事

www.kuroguro.net

↓Telegramのアプリ一覧:スマホアプリ・PCのデスクトップ版・ウェブ版と幅広く対応している。

telegram.org

最後には「何か質問があれば遠慮なくメールを送ってほしい。また、イベント開催地にいるNianticのイベントコーディネーターから随行レポーターである事を示すネックストラップ付きの名札を受け取れるようにあなたの名前を伝えておく。」と書いてある。

↓ネックストラップ付きの名札

3. どんな写真を撮ってSNSにシェアすると良いのか

当選メールに添付された見本集である[INGRESS Embedded Reporter Mood Board]にはシェアするべき写真とシェアを避けるべき写真について説明されている。

また、TwitterInstagramには #EmbeddedReporter のタグで検索すると、過去の随行レポーターの写真が見つかるので、それらも見ておいて損はないだろう。

twitter.com

www.instagram.com

【投稿すべき写真:推奨される写真】
イベントの規模の大きさが分かるような写真、グループでの集合写真、エージェントが移動中の写真、多様なエージェントの姿を捉えた写真、多種多様なファンアイテム/公式アイテムの写真(Ingressはファンアイテムがとても豊富)、1人にフォーカスした写真、会場周辺に掲げられた横断幕やパネルの掲示物、イベントにおいて関心が寄せられる人物(バックストーリーキャラクター)の写真

 
 
 
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#EmbeddedReporter #DarsanaPrime #Ingress #IngressPrime #Niantic #Atlanta #XMAnomaly

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Don't forget to capture your moments today! These guys could disappear~ #EmbeddedReporter #DarsanaPrime #HankJohnson #jahanprime @nouralogical

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#DarsanaPrime #EmbeddedReporter some enl swag 😂

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Keep it up agents! The end draws closer! #EmbeddedReporter #DarsanaPrime

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#DarsanaPrime #darsanaprimelasvegas #EmbeddedReporter #lasvegas #ingress #ingressenlightened

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投稿する写真には #EmbeddedReporter と #DarsanaPrime (イベント名)のハッシュタグさえあれば問題ないので、無理にコメントを入れる必要はない。

投稿した写真はIngress公式アカウントの投稿に使われる事もある*1。以下はその1つの例。

【投稿を避けるべき写真】
立ち止まってスキャナー画面を見ている写真、座っている写真、自撮り写真(セルフィー)、料理写真(飯テロ)

【筆者個人の感想】

投稿を避けるべき写真と書いたが、立ち止まってスキャナー画面を見ている写真を筆者は1枚投稿してしまった*2が、自分の投稿の全体としてのバランスを考えると、1枚含まれてしまってもそれほど大きな問題にはならず、後述する随行レポーターの詳細な要件を達成した。しかし、「避ける」(Avoid)と書いてあって、「禁止」されているわけではないが、今後はどう対応が変わるか分からないので、投稿を避けるのを忠実に守るのが良いと思う。

4. 英語でのグループチャット

グループチャットでは各地の随行レポーターとAndrew Krugさんと英語で交流・やり取りする事ができる。グループチャットに参加しているメンバーはチャット内の一覧から確認できる。

ここでは、当選メールで伝えられていた随行レポーターの役割や要件について改めて伝えられる。

改めて伝えられた随行レポーターの要件は以下の通り。要件を達成できないと事前の警告なしにグループチャットから退出させられてパッチやコインも受け取れなくなる。

  1. アノマリーの計測時間中(Darsana Primeの時は3時間)に1時間あたり最低4枚の写真を投稿する、終了間際になって一度にたくさんの写真を投稿してはいけない
  2. 自分が写真や動画を投稿するSNSアカウントは公開アカウントである
  3. SNSTwitterInstagramFacebookGoogle+のいずれか*3
  4. SNSに投稿する時は #EmbeddedReporter と #DarsanaPrime のハッシュタグを必ず添える
  5. 投稿する写真にリアルタイム性は必要なく、アノマリーの計測時間前に撮った写真を撮り溜めておいて、アノマリーの計測時間中に投稿してもいい
  6. 写真に透かしやクレジットは要らない
  7. [INGRESS Embedded Reporter Mood Board]をよく読んでおく

Darsana Primeの時は、1日目(2月23日)に随行レポーターを務めた人の話を参考に2日目(3月23日)での随行レポーターの活動をイメージした(筆者は2日目)。アノマリー計測時間の中でどれだけ写真が撮れたか、写真を撮り溜めた方が良いのかなど、非常に参考になったので、Abaddon Prime高雄(台湾)や今後のアノマリーイベントの初日の都市で随行レポーターを経験する人はしっかり共有すると良い。

アノマリーイベントの前日あるいは直前にIngress公式アカウントから随行レポーターのリストが公開されているが、公開前に自分が投稿するSNSアカウントの確認をするので、応募フォームで記入したアカウントのURLが間違っていた、あるいはアカウントを変更したい場合は修正を申し出る事ができる。

5. アノマリーイベント当日

受付で名札を受け取る。事前に随行レポーターに選ばれたエージェントの名前が控えられているので、Ingress Primeを立ち上げてエージェントプロフィールを見せるといい。ちなみに筆者はTwitterのプロフィールを見せた。

アノマリーイベント終了後、名札は返さずにそのまま貰って帰っていいと言われたので今も手元にある。

名札の表。

名札の裏。先に紹介した随行レポーターの要件などが書いてある。

Darsana Prime Tokyoでは当日の9時~12時はサポーターキット・チケットの公式受付とコミュニティエリアで頒布会が行われていた。そこで写真を撮り溜めておいて、アノマリー計測時間中に投稿して要件を達成できるようにした。

計測時間直前・計測時間中のエージェントの姿も撮って投稿した。思ったよりあまり多くの写真は撮れなかった。

写真は全てスマートフォンで撮った。Bluetoothでの転送機能を持つコンパクトデジカメで撮ってスマホに転送しながらSNSにシェアする事もできたが、写真の転送で詰まってはいけないので、スマートフォンで撮った。

アノマリー計測時間が終了すれば、投稿を続けるかどうかは任意だが、このまま続けた方が良いので筆者はアフターパーティーの様子も投稿した。他のレポーターもアフターパーティーの様子を投稿している。

筆者の場合は後日ブログ記事も上げた。

ruindig.hatenablog.jp

6. アノマリーイベント終了後

アノマリーイベントが終わってしばらくすると撮影した写真と動画の中から「自分のベストな写真や動画」を選んでGoogleドライブのフォルダにアップロードするように伝えられるのでアップロードを忘れないように。タイトルに「共同作業へのご招待」と書かれたGoogleドライブフォルダへの招待メールが送られるのでそこからアクセスする。

筆者は選ぶのが面倒になって、見本集の投稿すべき写真に該当する写真と後日ブログに上げた動画などは全てアップロードした。

7. セットの発送

随行レポーターの要件を満たせばこうしてコイン・パッチ・ロードアウトカードのセットが発送された事を知らせるメールが届く。

f:id:edgeknight:20190414101642j:plain

"Tracking"の部分から荷物追跡ページに移動できる。

コイン・パッチ・ロードアウトカードのセットは以下の投稿が参考になる。筆者も手元に届き次第、セットの写真を上げる。

 
 
 
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Thanks Niantic 😍😍😍 #Ingress #IngressPH #Enlightened #ENLPH #EmbeddedReporter #DarsanaPrime #DarsanaPrimeQuezonCity

Donie Kuroroさん(@suehtemorp08)がシェアした投稿 -

手元に届いた。しかし…

白いペイントマーカーで補う事になりそうだ。

Ex. 経験談

随行レポーターを経験しての感想は以下のnoteに書いた。

-end-

*1:応募フォームの最後に随行レポーターが投稿した写真を編集、混合、整理、切り取っての使用または再使用に同意するかを確認する項目がある。

ruindig.hatenablog.jp

*2:以下の写真の投稿。

*3:Abaddon PrimeではTwitterInstagramFacebookのどれかを使う事になっている