blog-RuinDig

短かったり長かったりする。Blog posts are my own.

トークセッション&フォトレポート:ジャパンモビリティショー2023 - Part1

2023年10月28日~11月5日に東京ビッグサイトで開催されたジャパンモビリティショー2023に行った。

www.japan-mobility-show.com

TOKYO SUPERCAR DAY 2023 in JMS Special Exhibition

TOKYO SUPERCAR DAY 2023 in JMS Special Exhibitionの一環として東京ビッグサイト前の石と光の広場で、スペシャルエキシビションとして約100台のスーパーカーが3日間展示された。

prtimes.jp

金色の「M7 JAPAN」というロゴがフロントに載ったスーパーカー

黄色のスーパーカー

シザードアの黒いスーパーカー

シザードアの黒いスーパーカーの内装はワインレッドの色が施されている。

シザードアの白いスーパーカー

別の白いスーパーカー(右)やガンメタリック(左)のような色のスーパーカーも展示された。

入場

10時の開場前で既に100人を超える人だかりになっていた。

東京ビッグサイト

多くの人が入場を待っていた。

入場開始の様子

中央ゲートから入場した。

西ホール方面に向かう。

会場マップ・推しモビ図鑑

入場後、西ホールに向かう。

ジャパンモビリティショー2023のエリアマップ

西ホールのインフォメーションコーナーでは、ジャパンモビリティショー2023の会場マップをスマートフォン用アプリ「推しモビ図鑑」で配信していると案内されていた。

AndroidスマートフォンはGoogle Playストアから、iPhoneはApp Storeから「推しモビ図鑑」のアプリをダウンロードする。

この推しモビ図鑑では、会場マップだけではなく、時間指定・事前予約制の試乗を予約する事もできる。

スマートフォン用アプリ「推しモビ図鑑」の画面。右が会場マップの画面になる。

Startup Future Factory

Startup Future Factoryのエリアでは、スタートアップ企業を中心にブースが展開されていた。

Startup Future Factoryのエリア

Startup Future Factoryのメッセージ「モビリティと未来をはじめる。 It's the beginning of mobility and the future.」

モビリティと未来をはじめる。
車があるから到達できた場所がある。
ロボットがいたから達成できたことがある。
わたしたちが新たな自由を手にするとき、そこにはモビリティの進化があった。
ここは、今を支える事業会社と未来を支えるスタートアップが手をとりあたらしいモビリティに挑戦する場所。
チャレンジングに未来をつくる想いとモビリティの可能性がたくさん詰まっています。
さぁあなたも一緒に、未来を描いてみませんか。
待っていればやってくる未来より
つくる未来の方がきっと
何倍も自由で、何倍も楽しいはずだから。

It's the beginning of mobility and the future.
There are places we could reach because of cars.
There are achievements
we could make because of robots.
When we gain new freedom, it is through evolution in mobility.
This is where operating companies that support the present and startups that support the future join hands to take on the challenge of new mobility.
It is a place packed with the possibilities for mobility and the desire to take on the challenge of creating the future.
Join us in envisioning the future!
You will enjoy much more freedom and fun if you create the future than if you wait for it to come to you.

Startup Future Factoryのエリアはビジネスミートアップ、未来掲示板、スタートアップ技術解説映像、スタートアップストリート、ピッチコンテスト&アワードの5つの区画に分けられていた。

OPEN UNIVERSE PROJECT

OPEN UNIVERSE PROJECTは岩谷技研が持つ技術を基に高度2万5000m~3万mでの宇宙遊覧を幅広い人に利用してもらう事を目指すプロジェクトになる。

open-universe-project.jp

宇宙遊覧用のバルーンの展示

宇宙遊覧用のキャビンの展示

共創スキームやロードマップが記されたOPEN UNIVERSE PROJECTの紹介パネル

エアロボウイング

垂直離着陸型の固定翼ドローンのエアロボウイング(AS-VT01)の模型の展示。

aerosense.co.jp

垂直離着陸型の固定翼ドローンのエアロボウイング(AS-VT01)の模型

GROOVE X社

GROOVE X社のブースでは、家族型ロボットの「LOVOTラボット」の展示が行われた。

lovot.life

GROOVE X社のLOVOT - Japan Mobility Show 2023

4体のLOVOTには名札が付けてあり、黄色は「りんご(RINGO)」、薄い紫色は「ぶどう(BUDO)」、青色は「くるみ(KURUMI)」、白色は「らいち(LYCHEE)」になる。

左に集まっているりんご(RINGO)とぶどう(BUDO)とくるみ(KURUMI)、右端はらいち(LYCHEE)

中央奥はりんご(RINGO)、左端はぶどう(BUDO)、右手前がくるみ(KURUMI)

左はぶどう(BUDO)、右はりんご(RINGO)

左奥はりんご(RINGO)、右はくるみ(KURUMI)

白いLOVOTのらいち(LYCHEE)は充電中なのか休んでいた。

薄い紫色のぶどう(BUDO)

青色のくるみ(KURUMI)

左は「りんご(RINGO)」、中央手前は「ぶどう(BUDO)」、中央奥は「くるみ(KURUMI)」、右端は「らいち(LYCHEE)」になる。

左から「りんご(RINGO)」「ぶどう(BUDO)」「くるみ(KURUMI)」「らいち(LYCHEE)」になる。

GROOVE X社のブース

ピクシーダストテクノロジーズ

ピクシーダストテクノロジーズのブースでは自動車の内装に用いる吸音材や遮音材のメカニズムと効果について展示をしていた。

pixiedusttech.com

pixiedusttech.com

吸音材の紹介

吸音材の効果

吸音材のメカニズム

吸音材の特長と提供価値

遮音材の紹介

遮音材のメカニズム

遮音材の特長と提供価値

遮音材の展示

BRJ社

BRJ社が運営する電動キックボードシェアリングサービスのBirdに関する展示。

www.brj.jp

BRJ社のブース

電動キックボードシェアリングサービスのBirdで使われる電動キックボードの展示

電動キックボードシェアリングサービスのBirdで使われる電動キックボードの展示

what3words

地図上の位置を3つの単語で示す仕組みを用いる「what3wordsワットスリーワーズ」のブース。

what3words.com

what3wordsの存在自体は以前から知っていたが、ブースにいた担当の人から以下のような説明を聞いた。

what3wordsの地図は世界全体を57兆個の1辺3mの正方形のマスに区切り、言語は65か国語に対応している。全57兆個のマスに3つの単語を当てはめるには4万単語が必要だという。また、言語によっては太平洋などの海の上は英語になるが、日本語は海もカバーするという。

what3wordsのブース

what3wordsのブースでは来場者向けにステッカーやピンバッジなども配布していた。

what3wordsと協業する企業や団体はナビタイムやメルセデス・ベンツ、日本の北海道恵庭市、アメリカのカリフォルニア州立公園など多岐に渡る。

このwhat3wordsブースの位置は「さんそ。ごはん。なんて」になる。

日本の千葉県の東方沖の海上をwhat3wordsで示した例。写真では「きりましょう。かんこうきゃく。ひろがり」になっている。

トークセッション:モビリティの発展と共にあったトミカの歩みとその未来

東京ビッグサイトの西展示棟1階のJapan Future Sessionで『モビリティの発展と共にあったトミカの歩みとその未来』のトークセッションが行われた。メイプル超合金のカズレーザーさんが登壇予定だったが、体調不良のため欠席になったと案内された。当日の登壇者は以下の通り(所属と肩書きは当時のもの)。

  • 工藤なおさん(司会)
  • 上田陽平さん(株式会社タカラトミー 課長補佐)
  • 富山彰夫さん(株式会社タカラトミー 取締役副社長)
  • 瀬脇弘幸さん(株式会社サカイ引越センター マイスター)
  • 嶋田和代さん(株式会社サカイ引越センター 総務部 広報課)
  • 小川格郎さん(全日本空輸株式会社 広報部 ボーイング737機長)

トークセッションが開始

工藤なおさん(左)と上田陽平さん(右)

1970年代のスーパーカーブームから、2010年代の100年に1度の大変革期までのトミカの変遷を紹介している。

トミカは1970年に誕生して、海外製のダイキャスト製の海外車種ミニカーが席巻する中で、国内車種のトミーのカー、トミカが発売されたという。

ステージの左右にあるスクリーンでスライドが表示された。

トミカのこだわり①:走行性

トミカは手で軽く転がすだけでよく走る走行性能を実現するこだわりを持つ。また、無作為抽出ではなく出来上がった製品の全ての走行性能をチェックしているという。

トミカのこだわり②:幅広い車種・横幅縦幅の豊富な車種のラインナップ

トミカのこだわりの2つ目として、既存のキャラクターをトミカに落とし込んだ製品、ゲーム・映画など各種作品に登場する乗り物の再現、カップヌードルやじゃがりことのコラボ商品といった、幅広い車種・横幅縦幅の豊富な車種のラインナップが挙げられた。

トミカのこだわり③:アクション/ギミック

トミカのこだわりの3つ目として、サスペンションやドアの開閉など車種にあったアクションやはしご車やダンプカーといった車両が持つギミックが挙げられた。

トミカのこだわり④:品質

トミカのこだわりの4つ目として、車らしい重量感や金属感を感じられるダイキャスト製法と実車のような静電塗装を施している事に加えて、ホットスタンプという方法で模様の剥がれにくさとビジュアルの長期保持を実現している事が挙げられた。

トミカのこだわり⑤:安全性

トミカのこだわりの5つ目として、製品の安全性が挙げられた。
その実現のため、トミカにサイドミラーを付けないなど子供を傷付ける可能性がある突起物を無くしている事、壊れた本体でのケガを防ぐために非分解式のシャーシを採用する事に加えて、日本玩具協会が定める安全基準をクリアするだけではなくタカラトミーの社内独自の安全基準を設けているという。

製品の安全性のための試験の様子

トミカのこだわり⑥:サイズ

トミカのこだわりの6つ目として、製品のサイズが挙げられた。パッケージの横幅はトミカの誕生以来78mmで変わらないが、奥行きは2種類あるという。
トミカが生まれてから今に至るまで車を表現する形も変わってきたが、車に留まらないモビリティの形、日本だけではなく世界中のミニカーファンにワクワクを届ける事が語られた。

『トミカヒーローズ ジョブレイバー 特装合体ロボ』

働く車の観点から『トミカヒーローズ ジョブレイバー 特装合体ロボ』が紹介された。

『トミカヒーローズ ジョブレイバー 特装合体ロボ』の紹介映像

『トミカヒーローズ ジョブレイバー 特装合体ロボ』の紹介映像

トミカとしては初めて実在する乗り物を用いたロボットで、ジョブレイバーは「ジョブ」と「ブレイバー(勇者)」に由来するという。
パトカーはフェアレディZなど日産の車、その他にも全日本空輸(ANA)のジェット旅客機、サカイ引越センターの引っ越しトラック、ヤマト運輸の配送トラックなどが登場するが各企業に監修を受けているという。

タカラトミー 取締役副社長の富山彰夫さん

タカラトミー 課長補佐の上田陽平さん

司会の工藤なおさん

『トミカヒーローズ ジョブレイバー 特装合体ロボ』に登場する、左から救急車のメディブレイバーカスタム(トヨタハイメディックの救急車)、消防車のファイヤブレイバー(モリタのスーパージャイロラダー)、清掃車のクリーンブレイバー(トヨタダイナの清掃車)

『トミカヒーローズ ジョブレイバー 特装合体ロボ』に登場する、全日本空輸(ANA)のジェット旅客機、サカイ引越センターの引っ越しトラック、セブン-イレブン・ジャパンの配送トラック、ヤマト運輸の集配トラック、コマツの油圧ショベル

サカイ引越センターのマイスターの瀬脇弘幸さん、総務部広報課の嶋田和代さんの紹介

サカイ引越センターのマイスターの瀬脇弘幸さん(左から3人目)、総務部広報課の嶋田和代さん(右から2人目)が登壇した。

トークセッションが進んでいくと、サカイ引越センターのマイスターの瀬脇弘幸さん、総務部広報課の嶋田和代さんが登壇した。

瀬脇さんの肩書きである「マイスター」はサカイ引越センターにおいて引っ越しに対する全てを理解する人の証であり、全国で8人しかいないという。
総務部広報課ではサカイ引越センターのテレビCMの製作、『トミカヒーローズ ジョブレイバー 特装合体ロボ』のジョブレイバーやサカイ引越センターのマスコットキャラクターの監修も行っているという。

サカイ引越センターのマイスターの瀬脇弘幸さん(左から2人目)、総務部広報課の嶋田和代さん(右端)

サカイ引越センターのマイスターの瀬脇さんは、少年時代は戦隊モノが好きだったという事で、ジョブレイバーは夢のようなコックピットに乗ってみたいと思わせる夢のある話であると語った。そして、ジョブレイバーを通じて引っ越し業に憧れてもらって、サカイ引越センターのパンダのトラックに乗りたいと思ってほしいという思いを明かし、ロボットに乗った引っ越しの未来もあるといいとも語った。

サカイ引越センターの総務部広報課の嶋田さんは、トミカからジョブレイバーの話が来た時は「よし、やった!」という思いだったと語り、トミカでサカイ引越センターのトラックを製造していたので断る余地なしにすぐに承諾したという。
パンダのマスコットキャラクターには真心や優しさが伝わるようにという思いが込められていて、アニメになるのがいいとも語った。ジョブレイバーでは関西弁のキャラクターをトミカから提案されたが真心に寄せたという話も明らかにされた。
また、すごく嬉しい話としてサカイ引越センターのパンダのトラックに乗りたいというお子さんの声が届いており、ジョブレイバーを通じて現実の仕事へのファンになる事の良さを実感していると語った。

サカイ引越センターの引っ越しトラックは『トミカヒーローズ ジョブレイバー 特装合体ロボ』でキャリーブレイバーとして登場する。

全日本空輸(ANA)の広報部兼ボーイング737機長の小川格郎さんの紹介

全日本空輸(ANA)の広報部兼ボーイング737機長の小川格郎さん

続いて、全日本空輸(ANA)の広報部兼ボーイング737機長の小川格郎さんが登壇した。

小川さんは広報部に所属しているが飛行機に乗る現役のパイロットでもあると紹介された。イベントでの登壇、報道関係者とのやり取りを行う広報部としての仕事と、様々な空港と路線で安全に乗客を飛行機で運ぶパイロットの仕事について説明された。小川さんは乗り物が大好きな人であり、飛行機がどんな風に変形するかと思うとワクワクすると語っていた。

ANAのジェット旅客機は『トミカヒーローズ ジョブレイバー 特装合体ロボ』にスカイブレイバーとして登場する。

小川さんは『トミカヒーローズ ジョブレイバー 特装合体ロボ』にANAの機体が登場する事について、飛行機が変形するという事でANA社内ではとても斬新だという反響があり、ANAの実際の飛行機からここまでかっこいいロボットに変形するのを見ると開発担当者の苦労が滲み出ているのではないかと語った。
小川さんは、空から地球を守る姿や仲間と共に敵と戦う姿、飛行機を飛ばすには多くの仲間と協力して運行を組み立てる事が大事なのでチームワークの大切さをジョブレイバーで感じてほしい事と、ANAにも興味を持ってほしいとも語った。

ANAの小川さんは『トミカヒーローズ ジョブレイバー 特装合体ロボ』に登場するスカイブレイバーの玩具を携えて登壇した。

タカラトミー副社長の富山彰夫さんは、『トミカヒーローズ ジョブレイバー 特装合体ロボ』は単純なロボットアニメではなく、社会を支える仕事の内容を伝えていると語った。また、タカラトミーが人と人の繋がりのために仕事をしている事と「おもちゃから遊びへ」というテーマを掲げながら、遊びで安心安全に遊べる空間を親子に提供する事、社会を賑わせるような事を遊びを信じてやっていくとも語った。

www.takaratomy.co.jp

トークセッション:水素をもっと身近に

東京ビッグサイトの西展示棟1階のJapan Future Sessionで『水素をもっと身近に』というトークセッションが予定されていたが、登壇予定のメイプル超合金のカズレーザーさんはこれより前に登壇予定だった『モビリティの発展と共にあったトミカの歩みとその未来』というトークセッションを体調不良のため欠席していた。登壇予定になっていたその後の『水素をもっと身近に』のトークセッションも欠席になったためか、『水素をもっと身近に』はトークセッションそのものが中止になった事が会場内の案内放送で伝えられた。登壇予定者は以下の通り(所属と肩書きは当時のもの)。

  • カズレーザーさん(メイプル超合金)
  • 坂秀憲さん(NEDO 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 スマートコミュニティ・エネルギーシステム部 燃料電池・水素室長)

Japan Meat Show

東京ビッグサイトの屋上展示場ではフォーリンデブはっしーさんのプロデュースによるJapan Meat Showが行われて、15店舗のキッチンカーが出店した。

Japan Meat Showの出店一覧

屋上展示場の様子

「タン焼肉専門店 タンだけ 神田店」のキッチンカーはとろけるネギタン塩を提供

「味一」のキッチンカー(左)は濃厚肉汁背脂餃子を提供、「肉山 本店」のキッチンカー(右)は肉山特製カレーライスを提供

「麻布十番焼肉 BULLS 本店」のキッチンカーはBULLS×岩崎健志郎 スペシャル赤身ステーキ丼を提供

「麺屋宗」のキッチンカーはJMS限定 金色肉盛り塩らぁ麺を提供

「天下一の焼肉 将泰庵」のキッチンカーは飲めるハンバーグを提供

Japan Meat Showに出店したキッチンカーではAirPAYによるキャッシュレス決済に対応していた。

対応キャッシュレス決済
クレジットカード決済 VISA(タッチ対応)、MasterCard(タッチ対応)、銀聯カード
交通系電子マネー Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん

「麻布十番焼肉 BULLS 本店」のキッチンカーで提供されたサガリステーキ丼

Japan Meat Showの関連記事

歩いて疲れた体に染みわたる肉汁! もう1つの“JMS”「Japan Meat Show」を食べ歩いてみた - Car Watch

サンデン

サンデンは自動車の空調システムを開発している。

サンデンのブース

車載用エアコン回路を使って温水と冷水を実際にブースで作り出していた。

手渡されたビニール手袋を手に着けて温水を触る。しっかりと温かい。

手渡されたビニール手袋を手に着けて冷水を触る。しっかりと冷たい。

温水・冷水を体験する水槽の奥に車載用エアコン回路が見えている。

Integrated Thermal Management System 3.0(統合熱マネジメントシステム3.0)のインダイレクトヒートポンプシステムの紹介パネル

統合熱マネジメントシステム3.0 インダイレクトヒートポンプシステムの冷房の働きの解説パネルと展示

統合熱マネジメントシステム3.0のインダイレクトヒートポンプシステムの展示では、冷房・除湿暖房・暖房・バッテリー冷却・モーター排熱回収・除湿の6種類の働きを解説している。写真では伝わっていないが、それぞれの動作における温水と冷水の流れをパイプの光が流れる事で示している。

統合熱マネジメントシステム3.0 インダイレクトヒートポンプシステムの除湿暖房の働きの解説パネルと展示

統合熱マネジメントシステム3.0 インダイレクトヒートポンプシステムの暖房の働きの解説パネルと展示

統合熱マネジメントシステム3.0 インダイレクトヒートポンプシステムのバッテリー冷却の働きの解説パネルと展示

統合熱マネジメントシステム3.0 インダイレクトヒートポンプシステムのモーター排熱回収の働きの解説パネルと展示

統合熱マネジメントシステム3.0のインダイレクトヒートポンプシステムの除湿の働きの解説パネルと展示

Integrated Thermal Management System 2.0(統合熱マネジメントシステム2.0)のダイレクトヒートポンプシステムの解説パネル

統合熱マネジメントシステム2.0のダイレクトヒートポンプシステムの展示

建設機械用に設計されたHVACユニットの解説パネル 建設機械用に設計されたHVACユニットの展示
建設機械用に設計されたHVACユニットの解説パネルと展示

800V 水加熱ヒーターの解説パネル 800V 水加熱ヒーターの展示
800V 水加熱ヒーターの解説パネルと展示

800V 電動コンプレッサーの解説パネル 800V 電動コンプレッサーの展示
800V 電動コンプレッサーの解説パネルと展示

R744 電動コンプレッサーの解説パネル R744 電動コンプレッサーの展示
R744 電動コンプレッサーの解説パネルと展示

主要コンポーネントのモジュール化を行い、異なる冷媒タイプでも対応可能である事を示す解説パネル。インバーターとモーターを共通化し、胴経を統一して容積に合わせて軸長を変更したと書かれている。

スポットクーラーの解説パネルと展示

サンデンのブースでの各種解説パネルはこのPDFでも確認できる。

サンデンのスポットクーラーの実演展示

車に取り付けられたサンデンのスポットクーラー。車の備え付けのように見えるが、後付けされた物になる。

ポータブル電源に繋がるサンデンのスポットクーラー

サンデンのスポットクーラーは車の15Vシガーソケットやポータブル電源を繋いで使う事ができる。重さは約6kgで、雨風に耐えられる構造になっているため、アウトドアでも使えるという。また、冷風用の空気は背面から取り込み、スポットクーラー内部の冷却用の空気は正面から取り込む構造になっているという。

SANDENのスポットクーラー - Japan Mobility Show 2023

トヨタ紡織

トヨタ紡織は自動車の内装部品を手掛ける。

自動車の内装部品を手掛けるトヨタ紡織のブース

サーマルコンフォートシートの展示。シートが人を直接冷やしたり温めたりする。

MX221のスライド式ドアの開放

MX221の電動スロープ。専用の車椅子と連動して作動する他、専用の車椅子ではなくても利用できる。

MX221の車内

人工筋肉を使って乗員の体格や車の状況に合わせてシートが変化する「VODY2.0」の展示。シミュレーターを操作しながら体験できるようになっていた。

トヨタ紡織のブースのスタッフが人工筋肉のチューブ(左)を見せながら来場者にVODY2.0の展示を説明する様子

トヨタ紡織のブースでの展示内容は以下のウェブサイトでも確認できる。

www.toyota-boshoku.com

tech.toyota-boshoku.com

豊田合成

豊田合成は自動車の内装部品やエアバッグなどを手掛ける。豊田合成の"豊田"は"とよた"ではなく"とよだ"と読む。

www.toyoda-gosei.co.jp

自動車の内装部品やエアバッグなどを手掛ける豊田合成のブース

Flesby BEVコンセプトの展示

Flesby BEVコンセプトの車内

Flesby BEVコンセプトのマルチファンクションディスプレイ

Flesby BEVコンセプトのハンドルはロングテレスコ格納ハンドルで、自動運転時はインパネ部分に収納されるという。

豊田合成のブース - Japan Mobility Show 2023

Flesby BEVコンセプトの車体に取り付けられたストレージボックス。2次元コードから豊田合成のウェブサイトにアクセスできる。

シートベルトにエアバッグを搭載するラップエアバッグの展示

三五

三五は車のマフラーなどの自動車部品を手掛ける。三五と書いて"さんじゅうご"ではなく"さんご"と読む。

sango.jp

車のマフラーなどの自動車部品を手掛ける三五のブース。三五は売上高で世界6位、日本国内で2位になる主要サプライヤーの1社と説明している。

三五の地球環境への取り組み

三五が製造する部品で作られた立体パネルの展示

三五のブースで写真を撮っていると、ブースの担当者の人に「何か興味がありますか?」と声をかけられて「一般の人が参加できる展示会は久々なのであちこちを見て回っています」と答えた。

日立Astemo

日立Astemoは自動運転システムや自動車に搭載するソフトウェアを手掛ける。

日立Astemoの会社概要。2021年1月に日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業の4社が経営統合した事で日立Astemoを創業したという。

自動運転システムや自動車に搭載するソフトウェアを手掛ける日立Astemoのブース

日立Astemoのブースでは、展示されている技術に関するスライド資料や検証時の映像が画面に表示されていた。スライド資料は各技術の実用段階を「研究段階」と「先行開発」と「量産開発」と「量産」の4段階に分けて示していた。

車内で得られる情報に加えて、クラウドサービスとの連携で車両と外部を統合した最適なバッテリー充放電を行うエネルギーマネジメントシステムの解説パネル。自動運転とパワートレインのシナジーシステムを示すスライド資料。実用段階は「先行開発」になっている。

日立Astemoの固有技術の磁力設計とコイル配列を用いたHEV(ハイブリッド自動車)用モーターの解説パネル。左は巻線技術のスライド資料、右はローターと巻線技術による騒音と振動の低減を示すスライド資料。NVはNoiseとVibration、騒音と振動を示す。実用段階は「量産」になっている。

日立Astemoの固有技術の磁力設計とコイル配列を用いたHEV(ハイブリッド自動車)用モーターの展示

二輪電動システムの展示

二輪電動システムのギアボックス・モーター・インバーター部分

二輪電動車用モータードライブユニットの仕様表。実用段階は「先行開発」になっている。

二輪電動車用モータードライブユニットの仕様表
定格出力 4.0kW
最大出力 6.0kW
使用電源電圧 ~60V未満
最大定格相電流 Rated:165Arms
Maximum:268Arms
駆動素子 MOS-FET
角度検出 ホール素子式、MRセンサー対応
サイズ 長辺×短辺×厚さ=22.5cm×11.9cm×5.3cm(Body)
重量 T.B.D
保護等級 IP67

路面状況に応じたサスペンション特性を機械学習で最適化するセミアクティブダンパーの解説パネル。左は小型電子制御バルブの機能、右は小型電子制御バルブの特長と性能を示すスライド資料。実用段階は「量産」になっている。

セミアクティブダンパーの小型電子制御バルブのロードマップ資料。縦軸は性能、横軸は年単位になる。年単位に沿って自動運転のレベルも記されている。

路面状況に応じたサスペンション特性を機械学習で最適化するセミアクティブダンパーの展示

日立Astemoの車両の快適さを追求する取り組みを示す映像資料。乗員スペースを最大化するためのインホイールモーターを紹介している。

日立Astemoの車両の快適さを追求する取り組みを示す映像資料。自動運転中は不要になるステアリングホイールやブレーキペダルの配置自由度を革新的に向上させるバイ・ワイヤー技術を紹介している。

インホイールモーターやバイ・ワイヤー技術で、乗員スペース最大化と乗り心地の向上を行って快適性の向上に貢献するとしている。

狭い路上での協調行動をする自動運転技術の解説パネル。左は協調行動の自動運転の特長として、3Dセンシング・相手車両の意図の理解・自車の走行可能領域を把握するための干渉リスク・経路計画の4点を紹介している。右は事故ゼロを目指したリスクの管理と協調行動のユースケース、協調行動計画とそのシステム構成を示している。実用段階は「研究段階」になっている。

狭い道路での協調行動の自動運転を紹介する映像資料。自動運転で動く赤い車が、狭い道路で鉢合わせた対向車の白い車と無事にすれ違う様子が映る。

立体物を高精度に検出するステレオカメラの展示

ステレオカメラの2018年モデルと2023年モデルの比較表。ステレオカメラの実用段階は「量産」になっている。

ステレオカメラの製品ロードマップ。性能を向上すると共に、ローエンドモデル(2018年モデル)からミッドレンジモデル(2023年モデル)で広画角化を行い、ミッドレンジモデルからハイエンドモデル(2027年モデル)で高精細化を行うと説明している。

新型ステレオカメラ(2023年モデル)の特長を示すスライド資料

リスク予測マップの性能と訴求ポイント、技術の要点とシステム構成を示す資料

自動運転技術と先進シャシー技術の組み合わせでドライバーの状態を監視して異常発生時には自動で路肩に退避する事で安全を確保するシステム「ドライバー監視型路肩退避システム」の映像資料

路面状況の変化でハンドルが戻される不要なキックバックを自動で補正して車の挙動を安定させる「ステア・バイ・ワイヤー技術」の映像資料

360度センシング技術の映像資料

機械式電動ブレーキ(スマートブレーキ)の展示

機械式電動ブレーキの概要のスライド資料。各輪のアクチュエーターで通常制動・車両制御・駐車ブレーキの機能を実現する事と、アクチュエーターはブレーキフルードが不要であるとしている。実用段階は「先行開発」になっている。

機械式電動ブレーキの特長のスライド資料。安全性・地球環境への持続可能性・効率性の3点から説明している。

機械式電動ブレーキの主な仕様のスライド資料

機械式電動ブレーキの主な仕様
システム機能 通常制動、車両制御、駐車ブレーキ
アクチュエーター機能 通常制動/駐車ブレーキ連携、パッド接触点検知、診断
対象車両 A-E セグメント、3500kgまで
電源/通信 12V電源(or 48V)とCAN信号は共に冗長構成
一次失陥時性能 0.64g以上

機械式電動ブレーキのロードマップのスライド資料。車両電動化や自動運転に向けた将来のブレーキシステムへの移行をサポートするという。

日立Astemoのブースの関連記事

日立アステモの「スマートステア」、インホイールモーターとステア・バイ・ワイヤーで実現する未来のステアリングを提案 - Car Watch

ミクニ

ミクニは、四輪車向けと二輪車向けの燃料噴射システムを中心とした自動車関連部品、運転補助装置などの福祉介護機器の製造販売などを手掛ける。

四輪車向けと二輪車向けの燃料噴射システムを中心とした自動車関連部品の製造販売などを手掛けるミクニのブース

次世代電動オイルポンプや冷却水制御バルブなどの展示

次世代電動オイルポンプや冷却水制御バルブなどを展示する一角では、BEV(バッテリー式電気自動車)用・HEV(ハイブリッド車)用・PHEV(プラグインハイブリッド車)用・二輪車用・船外機用と、用途を示しながら解説している。

BEV・HEV・PHEV用の次世代電動オイルポンプの展示。左は開発品、右は次世代開発品になる。

BEV・HEV・PHEV用の冷却水制御バルブの展示

BEV・HEV・PHEV用のラジエーターファンモーターの展示

大型二輪車用電子制御スロットルボディーの展示。左はDUCATIのPanigale V4、右はヤマハのYZF-R1M/YZF-R1に使われる。

カワサキのZH2(SE)に使われる大型二輪車用電子制御スロットルボディーの展示

ヤマハのF425Aで使われる船外機用インテークモジュールの展示

1923年に輸入商社から始まったミクニの沿革を歴代製品の展示と共に紹介するコーナー。ミクニは2023年で創業100周年になる。

1938年の三國商工製コンプレッサー(左奥)などミクニの歴代製品の展示

1966年のSOLEX型気化器の30PCBI(上段中央)など、ミクニの歴代製品の展示

1980年のインジェクションミキサー(左)と1987年のスーパーチャージャー(右)など、ミクニの歴代製品の展示

ボッシュ

ボッシュは、乗用車・商用車などへのモビリティソリューション、電動工具・ガーデニング道具などの個人向け製品、音響設備やプロ用電動工具、ビル内の監視カメラ・非常用放送システム・入退室管理システムなどの産業用ソリューションを手掛ける。

ボッシュのブース

マルチカメラシステムとカメラヘッド、エアバッグシステムICなどの展示

水素タンクプラグ、自動運転用高性能慣性センサーなどの展示

コックピット電子ユニット向けパワーマネジメントIC、ドライバー・乗員モニタリングカメラの展示

チャージャーコンバーター、ADAS統合プラットフォーム、モーション統合プラットフォームなどの展示

NHKニッパツ

ニッパツ(日本発条)は、乗用車のコイルばねバルブスプリング、乗用車のスポーティーシート、二輪車用のブレーキディスクなどを手掛ける。

www.nhkspg.co.jp

乗用車のコイルばね、バルブスプリングなどを手掛けるニッパツ(日本発条)のブース

左から、車両調整用アキュムレーター、ラウンドテーパの従来品、XTコイルスプリングとラバーコーティングの展示

上から、アルミベースの金属基板、銅ベースの金属基板、鉄ベースの金属基板の展示。アルミベースは電動パワーステアリングなどの車載用、銅ベースはDC-DCコンバーター用、鉄ベースはLED照明用という様に用途別に示されている。

金属基板の展示

金属基板の解説パネル。自動車の電動化を支える放熱部品の要である事、LEDヘッドランプなどでの採用事例が書かれている。

ヒートシンク一体型基板

ヒートシンク一体型基板の解説パネル。250度の高耐熱・7.0kVの高耐電圧の特性、駆動用インバーターなどでの採用事例が書かれている。

自動車サスペンション用ばねの展示

ニッパツ(日本発条)の自動車サスペンション用ばね - Japan Mobility Show 2023

アイシン

アイシンは乗用車の自動駐車システムパワースライドドアシステムを手掛ける。

www.aisin.com

アイシンのブースの写真はこれだけしか撮っていなかった

ジェイテクト

ジェイテクトは、自動車部品のステアリング、複数種類のベアリング、工作機械の研削盤、電動パワーステアリングの技術を応用したパワーアシストスーツなどを手掛ける。

自動車部品のステアリングなどを手掛けるジェイテクトのブース

介護用アシストスーツのJ-PAS fleairyの展示

社会インフラとしてのドローン活用の展示

ドローンや自動車の補助電源としてリチウムイオンキャパシタを紹介している。冷却フリー・メンテナンスフリー・ハイパワーの3つの特長と、設備の使用電力削減・瞬時停電対策・バッテリーの交換頻度減少・再生エネルギーの平準化を実現すると説明している。

左から、主に自動車とドローン用途の小容量セル(静電容量500F)、主に産業用途の大容量セル(静電容量2000F)、ドローン用充放電コンバーターの展示

リチウムイオンキャパシタの体験パネル。ドローンの上昇とプロペラの回転を例に、リチウムイオンキャパシタのハイパワーを知る事ができる。

www.jtekt.co.jp

ジェイテクトのブースの関連記事

ジェイテクトブースのテーマは「ULTRAアカルイミライ」 公募で選出された企業マスコット「ジェイにゃん」「テクニャン」も登場 - Car Watch

ミック電子工業

ミック電子工業は、自動車用スイッチリード線接続用・コネクタ接続用検出スイッチなどのスイッチ製品を手掛ける。

自動車用スイッチなどのスイッチ製品を手掛けるミック電子工業のブース

スイッチ内蔵ノブタイプの12WAYシートスイッチ(上列左)、4WAYシートスイッチ(上列右)、2連タイプの2WAYランバースイッチ(下列左)、2WAYシートスイッチ(下列右)の展示

多機能スイッチ(上列左)、プッシュタイプの送風スイッチ(上列右)、ダイヤルタイプの送風スイッチ(下列左)、メモリースイッチ(下列右)の展示

抵抗内蔵タイプの8WAYシートスイッチ(上列左)、抵抗付き薄型タイプの8WAYシートスイッチ(上列右)、薄型タイプの8WAYシートスイッチ(下列左)、薄型タイプ・コネクタ向き違いの8WAYシートスイッチ(下列右)の展示

小糸製作所

小糸製作所は自動車に搭載するLEDヘッドランプ、LEDのテールランプやストップランプを手掛ける。

www.koito.co.jp

小糸製作所のブースの壁面に載っていた、小糸製作所のロゴと「安全を光に託して Lighting for Your Safety」の企業メッセージ

センサー・ライティングモジュールの映像資料と、短距離LiDAR搭載ランプ、ポップアップ式のセンサークリーナー、中距離LiDAR搭載ランプの展示。

LiDARの映像資料と、近距離向け小型広視野LiDARの「Nova」と車載向け中距離LiDARの「Vista-X90」と「Vista-X120 Plus」の展示。

左から、近距離向け小型広視野LiDARの「Nova」と車載向け中距離LiDARの「Vista-X90」と「Vista-X120 Plus」の展示

ADB(アダプティブドライビングビーム)のラインナップのコーナー

ADB(アダプティブドライビングビーム)はハイビーム走行時に車載カメラで対向車や歩行者を検知してハイビームの眩しさを抑える仕組みになっている。

www.stanley.co.jp

saiyo-stanley.com

ブレードスキャンADBの原理の展示

ロービーム一体LED点消灯式ADB(上列左)、横長意匠LED点消灯式ADB(上列右)、ブレードスキャンADB(下)の展示

自動車に搭載されたLEDヘッドライトの展示

1万6000個のLEDを搭載する高精細ADBの映像資料

高精細ADBのプレゼンテーションの様子

左は一般的なハイビーム、右は高精細ADBの減光ハイビーム

高精細ADBのプレゼンテーションの様子

豊田自動織機

豊田自動織機は、フォークリフト自動車用エンジン織機などを手掛ける。

www.toyota-shokki.co.jp

豊田自動織機のブースでの双方向車載充電器(右)、電動コンプレッサー(左)、燃料電池自動車向けコンプレッサー(奥)の展示。

燃料電池自動車に使われる豊田自動織機の製品の紹介

豊田自動織機の車載電池の紹介

豊田自動織機の車載電池の紹介

豊田自動織機の車載電池を搭載するトヨタ クラウン(CROSSOVER RS)とトヨタ アクア

燃料電池自動車の紹介

燃料電池自動車のカーボンニュートラルへの貢献

燃料電池自動車に使われる豊田自動織機の製品としてエアコンプレッサーと水素循環ポンプを紹介

車載充電器・DC-DCコンバーター一体ユニット(左)とバイポーラ型ニッケル水素電池(右)の展示

豊田自動織機のブースの関連記事

豊田自動織機、使用済みCFRPを再生したリサイクルCFRPスポイラーを展示 - Car Watch

デンソー

デンソー自動車の車内の空調システム自動車の補修用部品工場関連製品などを手掛ける。QRコード®を開発したデンソーウェーブは1994年にQRコード®を開発した後の2001年にデンソーの産業機器事業部門が分離・独立した会社になる。

デンソーのブース

アニメーション映像の展示

自動車の電動化に関わるELEXCORE(エレックスコア)の展示

空飛ぶ車用の電動推進ユニット(左)の展示

エネルギーマネジメントシステムの紹介

住友電工

住友電工は鉄塔の架空送電線家庭用蓄電池光ファイバー・光ケーブル高度道路交通システムタイヤ補強用鋼線などを手掛ける。

住友電工のブース

V2H充電器など電気自動車関連設備の展示と、住友電工が電気自動車に改造したフォルクスワーゲンの旧型商用車「トランスポーター」の展示

住友電工が電気自動車に改造したフォルクスワーゲンの旧型商用車「トランスポーター」の車内での電池配線モジュールの展示

写真では分からないが立体映像で表示されている。映っているのは住友電工が8人乗り小型バスの電気自動車に改造したフォルクスワーゲンの旧型商用車「トランスポーター」になる。

sumitomoelectric.com

newswitch.jp

ガソリン車であるフォルクスワーゲンの旧型商用車「トランスポーター」を小型バスの電気自動車e-BUS Spec.S-1に改造した事を紹介するパネル

e-BUS Spec.S-1のベースの車両はフォルクスワーゲンの1974年式トランスポーター1のレストア済み車両

車両諸元の一覧表

車両諸元 ベース車両 e-BUS Spec.S-1
製造メーカー フォルクスワーゲン社製 トランスポーター1 コンセプト:住友電工グループ
設計・製造:AVL
タイヤサイズ 185/70R14 185/70R15
サスペンションF トーションビーム式トーションバー ダブルウイッシュボーン式コイルスプリング
サスペンションR スイングアクスル式トーションバー ダブルウイッシュボーン式コイルスプリング
ブレーキF/R ドラム式(倍力装置なし) Vディスク/ディスク(真空倍力装置付き)
ステアリング形式 ボールナット式ステアリング装置 ラック&ピニオン式ステアリング装置
電池パック ------ EEコンポーネント一体型高圧電池パック(専用設計)
コンセプト:住友電工グループ
設計・製造:AVL
燃料補給 ガソリン補給 CHAdeMO&AC200V

e-BUS Spec.S-1の改造工程の映像

e-BUS Spec.S-1のパワートレイン回路図

e-BUS Spec.S-1の熱回路図

e-BUS Spec.S-1の電池パックスペック

EEコンポーネント一体型高圧電池パック
コンセプト・設計 コンセプト:住友電工グループ
設計・製造:AVL
電池監視サテライトECU AVL製
電池監視メインECU AVL製
DCDC ブルーサ製
OBC カレントウェイ製
高圧ジャンクションボックス AVL設計:メインリレー/プリチャージ回路/急速充電リレー/高圧補器分岐
電池冷却器 冷媒冷却
DCDC/OBC冷却器 水冷

e-BUS Spec.S-1の充電中の状態表示画面

e-BUS Spec.S-1の回生中の状態表示画面

e-BUS Spec.S-1エコモード走行中の状態表示画面

e-BUS Spec.S-1のスポーツモード走行中の状態表示画面

e-BUS Spec.S-1の設定画面 (1)車内の100V電源のオン・オフ (2)ドライビングモード スポーツ/エコ (3)回生負荷変更 0%~100%

e-BUS Spec.S-1のエアコンの風量調整と温度調整

ラジオ・テレビ・GPSなどの受信アンテナと受信機を繋ぐアンテナハーネス、機能系毎にゲートウェイで繋がって信号を整理するセントラルゲートウェイECU、レーダーやLiDARなどのセンサーと電子制御するECUの間で高速でデジタル信号を伝送する高速通信ハーネスなどの展示

高速通信ハーネスよりも更に高速で大容量の通信ができる光ハーネス、顔認証や乗員の状態を管理して事故防止などに役立てる顔認証用ECUなどの展示

その他の関連記事

「ジャパンモビリティショー2023」オープニングセレモニー、瑶子女王殿下のスイッチオンで正式スタート - Car Watch

ジャパンモビリティショー2023、家族連れからもビジネスマンからも支持されて111万2000人 - Car Watch

「ジャパンモビリティショー2023」記事リンク集、メーカー別記事まとめ(11月5日版) - Car Watch

ジャパンモビリティショー2023特集 - GAZOO.com

ジャパンモビリティショー2023に行ったのこと - 関内関外日記

Part2

Part2に続く。

ruindig.hatenablog.jp

Part3はこちら。

ruindig.hatenablog.jp

ホール間の移動通路も多くの人で行き交っていた。

-end-