撮影した写真を用いて被写体までの距離を計算してみようとしたが、難しいと感じた。
カシオ計算機の計算ウェブサイト「keisan」にカメラのレンズの焦点距離を計算するページがある。
このページによると、カメラのレンズの焦点距離を計算する式は以下のようになる。被写体を撮影したカメラの向きに応じてイメージセンサーの縦の長さか横の長さかを決める。この式における焦点距離はフルサイズイメージセンサーの35mm換算ではなく、撮影に使うカメラの実際の焦点距離になる。
これまで撮ってきた自分の写真の中では、以下の写真が計算しやすかった。被写体となった人物の身長の公称値が186cmのため、被写体の高さは上下の余白を含めて2mと推定した。*1
私の身長は186センチですが。でも安心して下さい、謙虚で話しやすいタイプですから。(多分) https://t.co/jd7V2mmQtR
— ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使 (@TeimurazLezhava) 2020年9月17日
先述の写真の被写体までの距離を計算すると以下のようになる。被写体までの距離をとする。
よって、被写体までの距離は11.45mと推測できる。
上記の場合は画角いっぱいになるように全身を写しているため被写体までの距離を計算しやすかった。しかし、被写体の身長が分かっていても、以下のような上半身だけの写真、遠方から写して上下に大きく余白がある写真、顔を大きく写した写真、姿勢を崩した写真、あるいは身長が分からない人物の写真、建築物の写真などから被写体との距離を計算するのは難しいと感じた。
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*1:自分では被写体の身長を目測で測れないためここでは全てSNSやウェブサイトに掲載された公称値を扱う。