ファインダー付きのコンパクトデジタルカメラが欲しくなってきた。
カメラに関する連載を長年書いている荻窪圭さんがファインダーについて書いているのを読んだというのもあり、たまたま訪れた家電量販店で電子ビューファインダー付きのコンパクトデジタルカメラの展示機があり、試しに覗いた所、好感触を得たからという理由になる。使う頻度は少なくとも、あれば便利という存在、それがファインダーとコントロールリングだと思うようになった。
高倍率ズームかつ電子ビューファインダーを持つコンパクトデジタルカメラのPanasonicのDC-TZ95とNikonのCOOLPIX A1000を考える事にした。なお、どちらも2019年発売だが、2022年10月の時点でメーカー側では生産完了品の扱いになっている。まだ早い気もするのだが。
仕様情報や特徴の説明からいくつか抜粋してみる。
PanasonicのDC-TZ95
- カメラの有効画素数:約2000万画素
- 光学30倍ズーム
- 多段虹彩絞り:F3.3-F6.4、W端:F3.3~F8.0、T端:F6.4~F8.0
- 0.21型233万ドット電子ビューファインダー
- 記録メディアはSDXCカード対応
- チルトモニターが上向きに開く
- Bluetooth 4.2
- Wi-Fi対応
- フォーカス合成、軌跡合成の機能がある
- ウェブカメラ化ソフトウェアに非対応
NikonのCOOLPIX A1000
- カメラの有効画素数:約1600万画素
- 光学35倍ズーム
- 絞り:F3.4~F6.9
- 0.2型116万ドット電子ビューファインダー
- 記録メディアはSDXCカード対応
- チルトモニターが下向きに開く
- Bluetooth 4.1
- Wi-Fi対応
- ウェブカメラ化ソフトウェアに非対応
ウェブカメラ化ソフトウェアに非対応なのは、HDMI to USBアダプターで何とかなるだろう。
NikonのCOOLPIX A1000の光学35倍ズームは魅力的だと思っている。電子ビューファインダー付きのコンパクトデジタルカメラでは最もズームできる機種というのは惹かれる所ではある。
Photograpy BlogとFlickrに載っている撮影例を見ても、特に不満はない。
ただ、逆光に弱いという評価は気になる。ゴーストの様子を見るに、差し障りがあるなと感じた。
PanasonicのDC-TZ95はPhotograpy Blogに載っている撮影例やWikimedia Commons、Flickrに載っている写真を見ても特に不満はない。
KKPCW - CC-BY-SA-4.0 - リンク
Sergei Gussev - Tallinn - CC-BY-2.0 - リンク
NikonのCOOLPIX A1000が逆光に弱いという評価を見れば、PanasonicのDC-TZ95の方に分がある。
という事で、PanasonicのDC-TZ95を入れたAmazon欲しい物リストを設定した。
無い物ねだりをするなら、電子ビューファインダー付きかつ光学30倍ズームあるいは光学40倍ズームで、1.0型のセンサーサイズとまでは行かなくとも、1/1.3型くらいのセンサーサイズで、ISO感度の上限がもう少し上がるコンパクトデジタルカメラなのだが。
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