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Nothingデザインイベント 東京・表参道 2024.7.5

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イベント

2024年7月5日に東京・表参道のクレインズ6142で、Nothing TechnologyのスマートフォンのPhone (2a) Special Editionの発売記念イベントとして、プロダクトデザイナーの深澤直人さんとNothing Technologyのカール・ペイCEOがデザインについて対談するイベントがあり、Nothing Japanの黒住吉郎さんがファシリテーターを務めた。

カール・ペイCEOはこの日のために急遽来日したという黒住吉郎さん。深澤直人さんと黒住さんの打ち合わせは2回、それぞれ3時間以上に及んだという。

深澤直人さんは無印良品の製品やauの携帯電話のInfobarHIROSHIMAアームチェアなどのプロダクトデザインを手掛けてきた。

naotofukasawa.com

抽選で選ばれた一般参加者が対談イベントの観覧に参加した。

画像
当選メールの一部

メモ

以下、走り書きで書いたメモになる。

深澤直人さん
(冒頭で自分の携帯電話がメールで鳴っている事を断る)
昔、今もコンシューマーエレクトロニクス、お客さんの考えに沿ったものを作ろうというトレンド、AppleとAndroidが生まれて、1つのブランドから数百万台から、何億人が同じ物を使うように、それじゃつまらないんじゃないかという波が来て、なんとも言えない新しい物を持ち込んで、アプリも含めたカスタマイズ、カール・ペイCEOがトレンドの中心にいる。

黒住吉郎さん
Apple WatchのInfobar型のケースのようなギミックじゃないけどトレンドはこれからも
Appleに納品されたHIROSHIMAアームチェア、椅子をプラットフォームとして、クラフトとプラットフォームの組み合わせ
自然に馴染んでいる姿が誇らしい、壮観であると黒住吉郎さん

Apple Watchの初代Infobar型ケースは以下の通り。 adp.au.com k-tai.watch.impress.co.jp www.multicore.blog

【Apple Watch】初代INFOBAR型Apple Watchケースが登場!

黒住吉郎さん
デザインに対する飽くなき追求 テクノロジーって楽しいな、プロダクトって楽しいなという物を

カール・ペイCEO
東京に戻ってこれて嬉しい
表参道には10年前にも来た事がある
デザインレジェンド深澤さんに来てもらった事は嬉しい
昔のようにテクノロジーが面白くなっているかもしれない、テクノロジーを再び面白くしようとNothingを起業
3年半前から、家具、プロダクト、映画からもデザインを取り入れる
いきなりプロダクトを作るのではなく、デザインの方向性のブランドブックを作成
ソニーデザインミュージアムの様子が頭に残っている、ソニーがプロダクトを誇らしげに展示、ゲスト向けにNothingも展示できれば良いと
ソニーはエンジジアの夢を叶える会社、Nothingはデザイナーの夢を叶える会社
デザイナーの権限が強いからアイコニックなデザイン
ハードウェアのみならず、UI/UXにも力を入れる
iOSは使いやすく美しい、Nothingは競合としてiOSを

黒住吉郎さん
会場の人達はテクノロジーやデザインに高い関心がある人達
食事の席などでAIに関する話題を話すが、AIが我々の生活にどれだけ影響するかはまだ分からない

カール・ペイCEO
ビル・ゲイツさんの昨年の記事、アプリベースではないコンピューティング(※具体的に何の記事か言及はなかったが、ビル・ゲイツさんのブログ『GatesNotes』の「AI is about to completely change how you use computers」という記事を指したと見られる。)
誰がコンピューティングを定義付けるか競争の時代
今のソフトウェアやアプリ サードパーティーでもファーストパーティーでもユーザーに適した状況にいかに作っていくか
ユーザーを助けてくれる事への期待
電気自動車がユーザーをヘルプしていく事をスマートフォンでも
デザインの変化、特にUIの変化、アプリなくなっていくとしたらどのように感覚的に操作していくかを考える

黒住吉郎さん
アプリケーション溺れている私達の生活があるんじゃないかと深澤さんが話していた

深澤直人さん
自身がカリフォルニアにいた時期にGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)が登場
プログラムを打ち込む時代からガラッと変化した
劇的な変化のくせに当たり前に使えるから変化を感じなかった、AIもどっぷり浸かっている
一般の人には不安材料ばかりが出てくる
AIは自分の脳がもう1つあるんじゃないかと思うような
ネガティブな捉え方をするのもコンピューターが進化するうえで通ってきた事
ビル・ゲイツは神様ではなく1番のユーザーである、使う人が作る時代、使う人によってはへんちくりんになるかもしれない
何が有用かどうかは人間の心で考えなければならないかと
抽象:人間のボディとかアンドロイドとは違う、エンボディメントをどう伝えていくか

黒住吉郎さん カール・ペイCEOが思うAIがどう顧客の生活を変えるか

カール・ペイCEO
深澤さんの言うAIへの恐怖や懸念はあると思う
作る側の企業が透明性を持って分かりやすく伝えるべき
端的に言えば人間の技術開発は人間に置き換えるのではなく、人間のケイパビリティを上げる
人間を助けるのが要
AIをゴールにする会社が多すぎるので、考えを変えるべきではないか

深澤直人さん
無意識の状態と全てのセンサーを動員している事を忘れている
なんの考えもなしに間違いを犯さない
ハイテクの話出てくるが
朝鮮時代の器を展示する展覧会
破片の絵を見てもかっこよかったんだというのが分かる事から、人間はセンサーで感じながら感じ取っているのではないか、という気付き

深澤直人さん
深澤さんの家に来たカール・ペイCEO、エアコンの穴や壁の角の入り幅に着目していた、デザイン頭である

深澤直人さん
人と集まって作っている事が人生で一番楽しい、ないものが姿を現す瞬間が楽しい
ビジネス関係ではなく同じ興味を持った人達で集まるのが幸せ

カール・ペイCEO
喜びの裏の苦しみというのはたくさんある、キャッシュフローやサプライチェーン、人材管理、なぜここまでやらなければならないのか
アプリを作っているのとは違い物理的なプロダクトを作っているから道を歩いていて自分のプロダクトが使われるのを目にできるから

締めのコメント
深澤直人さん
シリコンバレー時代、グラフィカルインターフェイス
プルダウンメニューは紙芝居
スローなシナリオを書く時間があった
日本だけのインターフェイスがある、すいませんという言葉、上手くいっていないところがあっても自分の責任、怒っているけど上手く調和させている、AIにすいませんを覚えさせたらやばい、という養老孟司さんとの話

カール・ペイCEO
Nothingの製品について、日本では好意的に受け取っているコメントを見かけるので、道を歩いている人達が装着している姿を見かけるのを楽しみにしている

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東京・表参道のクレインズ6142には「NOTHING (R)」のドット文字が貼られていた。

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一般来場者は裏手の方からエレベーターに乗って入場した。

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トークイベント開始前の会場前方

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トークイベント会場でのNothing Phone (2a)のスペシャルエディションの展示

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「プレス」と書かれた紙が置かれた席。最前列から2列目辺りまでは報道関係者用の席になっていた。

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トークイベント終了後のフォトセッション。左から、深澤直人さん、Nothingのカール・ペイCEO、Nothing Japanの黒住吉郎さん。

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トークイベント終了後のフォトセッション。左から、Nothingのカール・ペイCEO、Nothing Japanの黒住吉郎さん。

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トークイベント終了後のフォトセッション。深澤直人さん。

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トークイベント終了後のフォトセッション。左から、深澤直人さん、Nothingのカール・ペイCEO。

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トークイベント会場でのNothing Phone (2a)のスペシャルエディションの展示

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取材に来た人がトークイベント会場でのNothing Phone (2a)のスペシャルエディションの展示を撮影する様子

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トークイベント会場でのNothing Phone (2a)のスペシャルエディションの背面展示

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展示会場でのNothing Phone (2a)のスペシャルエディションの実機展示(画面側)

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展示会場でのNothing Phone (2a)のスペシャルエディションの実機展示(背面側)

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Nothing Phone (2a)スペシャルエディションのカメラ部分

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Nothing Phone (2a)スペシャルエディションの背面下部

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Nothing Phone (2a)スペシャルエディションの背面下部には「A142」のモデル番号が刻まれている

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Nothing Phone (2a)スペシャルエディションの背面から見て右側面には分割式の音量ボタンがある

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Nothing Phone (2a)スペシャルエディションの背面から見て左側面には電源ボタンがある

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展示会場でのNothing Phone (2a)のスペシャルエディションの実機展示コーナー

展示会場ではNothing Phone (2a)のスペシャルエディションの実機展示がされていて、Nothing Phone (2a)のスペシャルエディションが大きく描かれたタペストリーが掲げてあった。

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展示会場でのNothing Phone (2a)のスペシャルエディションの実機展示コーナー

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Nothing Phone (2a)のブラックの展示

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Nothing Phone (2a)のミルクの展示

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「Nothingについて」のパネル展示

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Nothingのアパレル製品の展示

白色のラボコートと白色のキャップ(帽子)淡い水色のリップストップトラックスーツのジャケット
Nothingのアパレル製品の展示。左は白色のラボコートと白色のキャップ(帽子)、右は淡い水色のリップストップトラックスーツのジャケット。

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Nothing Ear (a)のイエローの展示

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Nothing Ear (stick)の展示

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Nothing Phone (2a)スペシャルエディションの実機展示

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クレインズ6142の前の通りになる旧渋谷川遊歩道路

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