今日(4月18日)、英語での音声書き起こしサービスのOtterから、無料プランの仕様を変更する内容の案内がメールで届いた。
Given a spike in demand for our service with the launch of Live Video Meeting Notes , we need to prioritize resources for our paying customers.
We made a recent change to Otter's Basic free plan that still gives you up to 600 minutes of transcription each month but will now limit each transcription to 40 minutes and up to 3 imports per account.
We understand that this is a tough time for many and we are offering a variety of options to access our Premium and Teams plans for free.
抄訳 「ビデオ会議のリアルタイム書き起こし機能の実装に伴い、Otterのサービスに対する需要が急増している事を考えると、有料のお客様のためにリソースを優先的に確保する必要があります。
先日、Otterの無料の基本プランに変更を加えました。これまで通り毎月600分までの音声の文字起こしが可能ですが、1アカウントにつき文字起こしは1件40分まで、動画ファイルや音声ファイルのインポートは3件までに制限されます。
これは多くのお客様にとって厳しい状況であることを理解しており、プレミアムプランとチームプランを無料でご利用いただけるよう、様々なオプションをご用意しています。」
読んだ当初はすぐには理解できずに混乱していたが、*1ようやく飲み込めた。
表にしてまとめてみた。
Otterの無料プラン | これまで | これから |
---|---|---|
録音 | 1ヶ月につき600分まで書き起こせて、1件の長さは3時間が上限。 | 1ヶ月につき600分まで録音可能。1件の長さは40分に制限。 |
インポート | 1ヶ月につき600分まで書き起こせて、動画ファイルや音声ファイルのインポートの回数に制限はなく、1件の長さは3時間が上限。 | 無料プランではインポートの長さは1件40分に制限されて、インポートの回数は1アカウントにつき最大3件に制限される。 |
個人的にはインポートの回数が制限されてしまったのは痛手ではあるが今回の仕様変更を受け止める他ない。
有料プラン(個人)の価格を確かめてみる。
(出典:https://otter.ai/purchase/individual, 2020年4月18日参照。)
有料プランは1ヶ月9.99ドル、1年間99.99ドルとなっている。
1ドル107.60円(2020年4月18日 20時23分時点)なので、1ヶ月は約1068円、1年間は約10698円となる。
-end-
*1:
英語での音声書き起こしサービスのOtter @otter_ai (https://t.co/1EVGinNoe4)がメールで無料プランの変更予定を知らせて来た。
— RuinDig (@RuinDig) 2020年4月18日
無料プランで1ヶ月600分までの書き起こしができたのが「音声のインポートは1アカウントにつき3つまでとし、それぞれ40分の長さを上限とする」に変更すると書いてある。 pic.twitter.com/9bl20hfRxf