blog-RuinDig

短かったり長かったりする。Blog posts are my own.

Technics EAH-AZ60M2を買ったのでレビュー

Technics EAH-AZ60M2を買った

検討の末、完全ワイヤレスイヤホンのJabra Elite 85tの次の完全ワイヤレスイヤホンとして、PanasonicのHi-Fiオーディオ製品ブランドであるTechnicsのEAH-AZ60M2を買った。色はブラックになる。

jp.technics.com

なお、2023年10月10日に購入した時点で、Technics EAH-AZ60M2はPanasonicのメーカー指定価格の対象製品になっているため、家電量販店での値下げやポイント還元の対象にならない。価格は2万7720円だった。

www.itmedia.co.jp

www.nikkei.com

Technics Audio Connectアプリとイヤホンのファームウェアのバージョン情報

このブログを書いた時点でのTechnics Audio Connectアプリとイヤホンのファームウェアのバージョン情報は以下の通り。

  • Android版のTechnics Audio Connectアプリのバージョン:3.2.0 (更新日:2023年9月14日)
  • Technics EAH-AZ60M2のファームウェアバージョン:JNR1ZJ 1.031 (更新日:2023年8月31日)

play.google.com

jp.technics.com

Technics EAH-AZ60M2を選んだ理由

Technics EAH-AZ60M2を選んだ理由は以下の通り。

  • Jabra Elite 85tを使い始めて2年経ったので、そろそろ次の完全ワイヤレスイヤホンに変えるタイミングかもしれないと考えた
  • 周囲の状況に応じて強さが変わるノイズキャンセリングではなく、ノイズキャンセリングを常に最大で使える事
  • 外側のフィードフォワードマイクと内側のフィードバックマイクを使うハイブリッド式のノイズキャンセリングである事
  • マルチポイント接続に対応している事
  • Jabra Elite 85tはイヤホン本体のバッテリー持続時間が5.5時間(ノイズキャンセリング使用時)だったのに対して、Technics EAH-AZ60M2はイヤホン本体のバッテリー持続時間が7時間(ノイズキャンセリング使用時)になる事
  • 製品ページに書いてある「業界最高クラスのノイズキャンセリング」がどれくらいのものなのか気になった
  • 価格が3万円未満(Jabra Elite 85tを買った当時は3万円未満だった)

なお、2023年10月10日にEAH-AZ60M2を買ったタイミングでは、EAH-AZ80はヨドバシカメラではお取り寄せ状態になっていて、すぐに購入できる状態ではなかった。

jp.technics.com

Technics EAH-AZ60M2の仕様

イヤホン本体の再生時間と充電ケース併用の再生時間はEAH-AZ60M2の商品ページのスペックを参照した。

Technics EAH-AZ60M2の仕様
イヤホン本体の再生時間 ノイズキャンセリングON・AAC:約7時間)、ノイズキャンセリングON・SBC:約6.5時間、ノイズキャンセリングON・LDAC:約4.5時間
イヤホン本体+充電ケース併用の再生時間 ノイズキャンセリングON・AAC:約24時間、ノイズキャンセリングON・SBC:約23時間、ノイズキャンセリングON・LDAC:約16時間
その他 専用アプリあり、タッチセンサー式の操作、マルチポイント接続可能な台数:3台

写真

Technics EAH-AZ60M2を開封していく。

Technics EAH-AZ60M2のパッケージ表側にはイヤホン本体の写真が載る。
Technics EAH-AZ60M2のパッケージ表側にはイヤホン本体の写真が載る。

Technics EAH-AZ60M2のパッケージ裏側にはイヤホンのバッテリー性能、付属品、iPhone・iPad対応、ハイレゾワイヤレスのロゴなどが載る。マレーシア製と書かれている。
Technics EAH-AZ60M2のパッケージ裏側にはイヤホンのバッテリー性能、付属品、iPhone・iPad対応、ハイレゾワイヤレスのロゴなどが載る。マレーシア製と書かれている。

パッケージの外側の包みを取ると「Technics」の文字が刻まれた黒い箱が現れる。
パッケージの外側の包みを取ると「Technics」の文字が刻まれた黒い箱が現れる。

蓋を開けると(1)Technics Audio Connectアプリのインストール、(2)耳に装着という手順を示した図が見えるのと、イヤホンが入るケースが見える。
蓋を開けると(1)Technics Audio Connectアプリのインストール、(2)耳に装着という手順を示した図が見えるのと、イヤホンが入るケースが見える。

イヤホンの装着を図示した手順書はイヤーピースのストックも兼ねている。Mサイズがイヤホンに装着されているため、XS1、XS2、S1、S2、L、XLの大きさのイヤーピースが入っている。
イヤホンの装着を図示した手順書はイヤーピースのストックも兼ねている。Mサイズがイヤホンに装着されているため、XS1、XS2、S1、S2、L、XLの大きさのイヤーピースが入っている。

Technics EAH-AZ60M2の取扱説明書・操作編と取扱説明書・安全編の2つ、USB Type-C to Type-Cケーブルが1本入っている。
Technics EAH-AZ60M2の取扱説明書・操作編と取扱説明書・安全編の2つ、USB Type-C to Type-Cケーブルが1本入っている。

Technics EAH-AZ60M2を装着して横から見た様子。
Technics EAH-AZ60M2を装着して横から見た様子。

正面から見た様子。耳から大きく飛び出してはいない。
正面から見た様子。耳から大きく飛び出してはいない。

Technics EAH-AZ60M2のケース
Technics EAH-AZ60M2のケース

Technics EAH-AZ60M2のイヤホン本体の外側
Technics EAH-AZ60M2のイヤホン本体の外側

Technics EAH-AZ60M2のイヤホン本体の内側。紫色に光っているのは装着検知センサーの赤外線。
Technics EAH-AZ60M2のイヤホン本体の内側。紫色に光っているのは装着検知センサーの赤外線。

Technics EAH-AZ60M2のイヤホン本体の側面、ノイズキャンセリング用マイクが見える。
Technics EAH-AZ60M2のイヤホン本体の側面、ノイズキャンセリング用マイクが見える。

Technics EAH-AZ60M2のイヤホン本体の内側。左側のイヤーピースの下に見える突起は左側認識用の突起になる。
Technics EAH-AZ60M2のイヤホン本体の内側。左側のイヤーピースの下に見える突起は左側認識用の突起になる。

Technics EAH-AZ60M2のイヤホン本体
Technics EAH-AZ60M2のイヤホン本体

Technics EAH-AZ60M2のケースを開けてイヤホン本体を出した様子
Technics EAH-AZ60M2のケースを開けてイヤホン本体を出した様子

Technics EAH-AZ60M2のケースとイヤホン本体
Technics EAH-AZ60M2のケースとイヤホン本体

Technics EAH-AZ60M2のイヤホン左側
Technics EAH-AZ60M2のイヤホン左側

Technics EAH-AZ60M2のイヤホン左側
Technics EAH-AZ60M2のイヤホン左側

Technics EAH-AZ60M2のイヤホン左側
Technics EAH-AZ60M2のイヤホン左側

Technics EAH-AZ60M2のイヤホン右側
Technics EAH-AZ60M2のイヤホン右側

Technics EAH-AZ60M2のイヤホン右側
Technics EAH-AZ60M2のイヤホン右側

Technics EAH-AZ60M2のイヤホン右側
Technics EAH-AZ60M2のイヤホン右側

イヤホン本体が入ったTechnics EAH-AZ60M2のケースを開けた時の様子
イヤホン本体が入ったTechnics EAH-AZ60M2のケースを開けた時の様子

Technics EAH-AZ60M2のケース
Technics EAH-AZ60M2のケース

Technics EAH-AZ60M2のケースの蓋の裏側
Technics EAH-AZ60M2のケースの蓋の裏側

Technics EAH-AZ60M2のケースの裏側にはUSB Type-C端子がある。
Technics EAH-AZ60M2のケースの裏側にはUSB Type-C端子がある。

Technics EAH-AZ60M2のケースの底面
Technics EAH-AZ60M2のケースの底面

Technics EAH-AZ60M2のイヤホン本体がケースに入って充電している様子。中央の赤いLEDが点灯している。
Technics EAH-AZ60M2のイヤホン本体がケースに入って充電している様子。中央の赤いLEDが点灯している

Technics EAH-AZ60M2のケースを開けた状態
Technics EAH-AZ60M2のケースを開けた状態

満充電になると中央の赤いLEDが消える。
満充電になると中央の赤いLEDが消える。

ケースに入ったTechnics EAH-AZ60M2のイヤホン本体
ケースに入ったTechnics EAH-AZ60M2のイヤホン本体

ケースに入ったTechnics EAH-AZ60M2のイヤホン本体
ケースに入ったTechnics EAH-AZ60M2のイヤホン本体

ケースに入ったTechnics EAH-AZ60M2のイヤホン本体
ケースに入ったTechnics EAH-AZ60M2のイヤホン本体

USB Type-CケーブルでTechnics EAH-AZ60M2の充電ケースを充電する様子
USB Type-CケーブルでTechnics EAH-AZ60M2の充電ケースを充電する様子

Google Fast PairとMicrosoft Swift Pair

Technics EAH-AZ60M2はGoogle Fast PairとMicrosoft Swift Pairに対応している。

Google Fast Pair

Google Fast PairはAndroidスマートフォンで使える機能になる。ケースからイヤホンを取り出すとスマートフォンの画面に表示される。

Google Fast PairでTechnics EAH-AZ60M2を検出した時の画面Google Fast Pairでペアリングが完了した画面
Google Fast Pairの画面。Googleアカウントとの関連付けが案内される。

設定アプリにある「Google」の項目を選んだ後の画面
設定アプリにある「Google」の項目を選んだ後の画面

Google Fast Pairでペアリングしたワイヤレスイヤホンは、設定アプリにある「Google」の項目を押した後の画面で「デバイス、共有」を選んで、

「デバイス、共有」の画面「デバイス」の画面
「デバイス、共有」の画面(左)と「デバイス」の画面(右)

「デバイス、共有」の画面にある「デバイス」を選ぶ。次に「デバイス」の画面で「保存済みのデバイス」を選ぶ。

「保存済みのデバイス」の画面
「保存済みのデバイス」の画面

「保存済みのデバイス」の画面で、Google Fast PairでペアリングしたTechnics EAH-AZ60M2が一覧に載っているので選ぶ。

「デバイスの詳細情報」の画面
「デバイスの詳細情報」の画面。イヤホンを接続しているとイヤホンの左右と充電ケースのバッテリー残量も確認できる。

「デバイスの詳細情報」の画面にたどり着くと、イヤホンの名前やバッテリー情報が表示される。「名前を変更」でイヤホンの名前を変える事もできる。更に「デバイスを探す」を押すと、

「デバイスを探す」の画面
「デバイスを探す」の画面

イヤホンが最後にスマートフォンと接続した時の位置情報を知る機能やイヤホンを鳴らす機能を使う事ができる。

「最後に見かけた場所」を押すと、インストールしていない場合、Googleの「デバイスを探す」というアプリをインストールする必要があるためポップアップが現れる。
「最後に見かけた場所」を押すと、インストールしていない場合、Googleの「デバイスを探す」というアプリをインストールする必要があるためポップアップが現れる。

「最後に見かけた場所」でイヤホンが最後にスマートフォンと接続した時の位置情報を確認するためにはGoogleの『デバイスを探す』(英語では『Google Find My Device』)というアプリをスマートフォンにインストールする必要がある。

play.google.com

Googleの『デバイスを探す』のアプリでのデバイス一覧『デバイスを探す』でのデバイスの位置情報の表示
Googleの『デバイスを探す』のアプリの画面。イヤホンを選ぶと最後にスマートフォンと接続した時の位置情報を表示する。

Technics EAH-AZ60M2をスマートフォンに接続すると、Googleアカウントのデバイス情報に関連してイヤホンと充電ケースのバッテリー残量をスマートフォンの通知欄に表示する。
Technics Audio Connectアプリの通知とは別に、Technics EAH-AZ60M2がスマートフォンに接続すると、Googleアカウントのデバイス情報に関連してイヤホンと充電ケースのバッテリー残量をスマートフォンの通知欄に表示する。

www.phileweb.com

dime.jp

Microsoft Swift Pair

Microsoft Swift Pairの様子は以下の動画にまとめた。

Windows10でのMicrosoft Swift Pairの様子

learn.microsoft.com

イヤホンでのタッチ操作の割り当て

イヤホンでのタッチ操作はTechnics Audio Connectアプリの設定タブから「タッチセンサーのカスタマイズ」を選ぶと変える事ができる。

タッチセンサーのカスタマイズの「一般の操作」の項目の画面
「一般の操作」の項目では、音楽の再生と一時停止・音量の上下・曲送りと曲戻し・ノイズキャンセリングとアンビエントモードの切り替え・音声アシスタントの起動などの操作が該当する。

左側でのシングルタップの操作を変える例右側での長押しの操作を変える例
「一般の操作」でのタッチ操作の割り当てを変える画面

タッチセンサーのカスタマイズの「電話」の項目の画面
タッチセンサーのカスタマイズの「電話」の項目では、スマートフォンで電話する際の応答や着信拒否、マイクのミュート、通話終了の操作などが該当する。なお、「電話」の項目で設定した操作はDiscordのボイスチャットWebexMicrosoft Teamsなどのオンライン会議のヘッドセットとして使用する時の操作と共通している。

最適なイヤーピースの測定

専用アプリのTechnics Audio Connectのアプリには最適なイヤーピースを選ぶための測定機能がある。

play.google.com

Technics Audio Connect

Technics Audio Connect

  • PANASONIC ENTERTAINMENT & COMMUNICATION CO., LTD.
  • ミュージック
  • 無料
apps.apple.com

「最適なイヤーピースを選ぶ」の項目の説明
Technics Audio Connectの「設定」タブから「最適なイヤーピースを選ぶ」の項目を選ぶ

「最適なイヤーピースを選ぶ」は、正しく密閉された状態で装着しているかをイヤホンから音を流して診断する機能になる。

イヤホン本体にあるTechnicsロゴを水平にして装着するように説明している
イヤホン本体にあるTechnicsロゴを水平にして装着するように説明している

イヤホン本体の左側・右側のそれぞれに取り付けているイヤーピースの大きさを選ぶ

画面下の「測定する」を押して測定する計測中の画面が表示されてイヤホンから測定用の音が流れている
画面下の「測定する」を押して測定すると、計測中の画面が表示されてイヤホンから測定用の音が流れる。

左右をS2からXS1に変更する左右をXS1からS1に変更する
測定後、左右で同じ大きさのイヤーピースに変えるように指示する。

左はM、右はXS1から、左はL、右はS2に変更する左はL、右はS2から左はXL、右はXS2に変更する
測定後、左右で違う大きさのイヤーピースに変えるように指示する事もある。

Technics Audio Connectアプリで最適なイヤーピースを測定した結果、左右のイヤーピースは共にS1が最適と診断された。
Technics Audio Connectアプリで最適なイヤーピースを測定した結果、左右のイヤーピースは共にS1が最適と診断された。

Technics Audio Connectアプリで最適なイヤーピースを測定できるが、必ずしも絶対に従わなければいけないというものではないし、装着している内に耳に合わないと思えば、イヤーピースを変えても問題はないだろう。

JustMyVoiceの確認

Technics Audio Connectアプリのホーム画面
Technics Audio Connectアプリのホーム画面

Technics Audio Connectアプリのホーム画面の下にある「JustMyVoiceの確認」を押すと、

JustMyVoiceの確認の画面の説明JustMyVoiceの確認の画面でEAH-AZ60M2のマイクが拾う自分の声を確かめる画面
通話相手に聞こえる自分の声を確かめる「JustMyVoiceの確認」の画面

Technics EAH-AZ60M2のマイク性能を通じて、通話相手に聞こえる自分の声を確かめる事ができる。また、「JustMyVoiceの確認」の画面では、イヤホンのタッチ操作の割り当ての「電話」の項目で割り当てた【通話中】のミュート有効・ミュート解除の操作や通話終了の操作を確かめる事ができる。通話終了の操作で「JustMyVoiceの確認」の画面を閉じてTechnics Audio Connectアプリのホーム画面に戻る事ができる。

jp.technics.com

イヤホンのファームウェアアップデート

Technics Audio Connectアプリを使ってイヤホンのファームウェアアップデートをする。

play.google.com

Technics Audio Connect

Technics Audio Connect

  • PANASONIC ENTERTAINMENT & COMMUNICATION CO., LTD.
  • ミュージック
  • 無料
apps.apple.com

Technics Audio Connectアプリがスマートフォンの通知欄からファームウェアアップデートができると通知する。
Technics Audio Connectアプリがスマートフォンの通知欄からファームウェアアップデートができると通知する。

Technics Audio Connectアプリのホーム画面の中央上に「お知らせ」と書かれた黄色いボタンがある。
Technics Audio Connectアプリのホーム画面の中央上に「お知らせ」と書かれた黄色いボタンがある。

お知らせの一覧に「ヘッドホンがアップデートできます」と書いてある。
お知らせの一覧に「ヘッドホンがアップデートできます」と書いてある。

ファームウェアアップデートの説明
ファームウェアアップデートの説明

ファームウェアアップデート中の画面
ファームウェアアップデート中の画面。イヤホン本体を操作せず、充電ケースから出してスマートフォンの近くに置く状態にする。耳に装着していたがイヤホンは操作しなかったので問題は無かった。

ファームウェアアップデートが進んでいくと、イヤホンが自動的に接続するまで待つように案内される。
ファームウェアアップデートが進んでいくと、イヤホンが自動的に接続するまで待つように案内される。

ファームウェアアップデートが完了すると、Technics Audio Connectアプリがスマートフォンの通知欄にファームウェアアップデートが完了したと通知する。
ファームウェアアップデートが完了すると、Technics Audio Connectアプリがスマートフォンの通知欄にファームウェアアップデートが完了したと通知する。

ファームウェアのバージョン情報はTechnics Audio Connectアプリの「設定タブ」から画面を下にスクロールすると1番下から2番目に「製品情報」の項目があるのでここから確認できる。

製品情報の画面
製品情報の画面。品番やファームウェアのバージョン情報が書いてある。

Technics EAH-AZ60M2のファームウェアのアップデート情報は以下のTechnicsのページでも確認できる。

jp.technics.com

ノイズキャンセリングの感想

ノイズキャンセリングの最適化(事前調整)の設定画面
ノイズキャンセリングの最適化(事前調整)の設定画面。17段階に調整できる。最大値にするとノイズキャンセリングの効果が弱くなる感覚になったので、上から5段階目または中間に設定している。

ノイズキャンセリングの強度を設定する画面
ノイズキャンセリングの強度は最大値に設定している。

ノイズキャンセリングの強度を最大にしたTechnics EAH-AZ60M2のノイズキャンセリングの感想は以下の通りになる。イヤーピースはS1を使用して、音楽を流さず耳栓のように使った。

  1. 駅のアナウンスと列車の車内アナウンスは低減はするがまだまだはっきり聞き取れるレベルになっている。
  2. 列車の車内での走行音は多少低減するが、まだまだ聞こえるレベルだった。
  3. 駅を高速で通過する特急列車の走行音はまだまだはっきりと聞こえる。
  4. 車の走行音は低減するが聞こえないレベルではない。
  5. 人の会話は声量次第ではあるが、街中や商業施設内を行き交う人の会話の声量は抑えられているがまだまだ聞き取れるレベルになる。場面によってはノイズキャンセリングをしたまま対面での会話ができる。
  6. 数m先のバスや自動車の走行音は聞こえていて、十数m離れると聞こえなくなる。バスの発進音はまだはっきり聞こえる。
  7. エレベーターの音声もはっきり聞き取れて、エスカレーターの音声も多少抑える程度でまだまだ聞き取れた。
  8. 青信号をチャイムなどで知らせる信号機の音ははっきりと聞こえた。
  9. 商業施設内のゲームセンターの前に立つと、全体的な騒音は抑えれているが、キャラクターボイスや効果音は聞き取れた。
  10. 屋外の街頭ディスプレイの真下付近に立つとまだまだはっきりと聞き取れるレベルになっている。
  11. 音量を3に調整した自宅のテレビから1m10cm程度の離れた位置にいると、ある程度は音を抑えられるが完全には消えない。男性の声は抑えれられているが、女性の声の方がより聞こえるように感じる。
  12. 自宅のインターホンもまだまだはっきりと聞こえる。
  13. DaVinci Resolveで動画を書き出す時のゲーミングノートパソコンのファンの回転音は大分抑えられているが少々聞こえる。
  14. 洗濯機の傍に立つと動作音は大分抑えられているがまだ少し聞こえている。
  15. ヘアドライヤーの音は1段階目(最小)・2段階目・3段階目(最大)でそれぞれノイズキャンセリングの効き具合を試したが、多少低減するがまだまだ送風音が聞こえるレベルだった。
  16. 自宅のトイレの換気扇の音は大分抑えられるが、まだ少し聞こえている。

総じて、Technics EAH-AZ60M2のノイズキャンセリングは騒音のうるさい度合いを下げるが、完全な静寂をもたらすわけではないという感触になる。

Technics EAH-AZ60M2の製品ページでは「業界最高クラスのノイズキャンセリング」としているが、静寂を求めすぎた事と自分の中での期待が高すぎたのもあり、想像していた程のノイズキャンセリングの強さではなかった。EAH-AZ60M2の発表時、同時に発表されたEAH-AZ80は中高音域(会話帯域)のノイズキャンセリングを向上させた事、EAH-AZ80の製品ページでは外側のフィードフォワードマイクの性能が向上しているとのことなので、EAH-AZ80ならもう少し期待に近いかもしれない。

av.watch.impress.co.jp

Sonyの完全ワイヤレスイヤホン、WF-1000XM5のノイズキャンセリング性能に触れたソニー株式会社の広報noteを見て、ノイズキャンセリングの性能にはハイブリッド式だけじゃなくて振動板(ドライバーユニット)も関わりそうだと感じたので、高いノイズキャンセリング性能にこだわるなら、外側のフィードフォワードマイクと内側のフィードバックマイクを使うハイブリッド式ノイズキャンセリングで、振動板が10mmの大きさになるフラッグシップ級の完全ワイヤレスイヤホンを選ぶのも1つの方向性になるかもしれないが、家電量販店の店頭での試聴だけではなかなか掴めない。

”世界最高”のノイズキャンセリングのウラ話 ~ソニーとノイキャンの歴史~|ソニー株式会社|広報note|note

アンビエントモードの感想

外音取り込みのアンビエントモードは「トランスペアレント」で最大にすると「サーッ」というホワイトノイズのような音が聞こえる。

外音コントロールをアンビエントモード(外音取り込み)に切り替えたTechnics Audio Connectアプリの画面
外音コントロールをアンビエントモード(外音取り込み)に切り替えたTechnics Audio Connectアプリの画面。「アンビエント(外音取り込み)」の下に「トランスペアレント」と書かれているが、ここを押すとアンビエントモードの設定を変えられる。

Technics Audio Connectアプリで、アンビエントモード(外音取り込み)の設定を、周囲の音をそのまま取り込む「トランスペアレント」と、音楽を止めて会話やアナウンスを聞き取りやすくする「アテンション」のどちらかに切り替える画面
Technics Audio Connectアプリで、アンビエントモード(外音取り込み)の設定を、周囲の音をそのまま取り込む「トランスペアレント」と音楽を止めて会話やアナウンスを聞き取りやすくする「アテンション」のどちらかに切り替える画面

アンビエントモード(外音取り込み)の「トランスペアレント」と「アテンション」は、アテンションの方が外音取り込みの強度を低くして環境音を抑えた外音取り込みという感触だった。

音楽を聞いた感想

Technics EAH-AZ60M2で音楽を聞いた。Technics Audio Connectアプリのイコライザーはダイレクトモードに設定、ゲーミングノートパソコンのLegion 560 ProのNahimicオーディオをオフにして、Dolby Atmosを含む立体音響をオフに設定した。パソコンの音量6にするとかなりパワーがあるのを感じる。イヤーピースはS1を使用した。

milktub『俺達レジスタンス』

ギター、ボーカルのバランスが丁度良い。どこかが強調される事もないが、声と音が真っ直ぐ伝わってくる。

open.spotify.com

alt-J『Tessellate』

冒頭の低音の拍子が力強く聞こえる。ボーカルの響きと伸びを感じる。

alt-J - Tessellate [OFFICIAL VIDEO]

REDISCOVER alt-J

REDISCOVER alt-J

  • Amazon's Music Experts
Amazon

おぼたけし『傷だらけの栄光』

1番・2番・3番のサビの部分、エコーのような響きがある所が伸びやかに聞こえる印象。

open.spotify.com

傷だらけの栄光

傷だらけの栄光

  • TOKUMA JAPAN COMMUNICATIONS
Amazon

宇宙戦艦ヤマト2199オリジナルサウンドトラックPart1収録『探索機発進』

合奏の響きをどこまでも遠くに広げるのではなく、一定の所でまとめている感覚があった。

music.apple.com

Before the Fall_FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack『ビッグブリッヂの死闘 ~新生~』

冒頭の低音部分は弱すぎず強すぎない、バランスの取れた音の強さ。

open.spotify.com

FINAL FANTASY ORCHESTRAL ALBUM『FINAL FANTASY I~XIV バトルメドレー2012』

イヤホンから聞こえるオーケストラの演奏が強すぎず弱すぎないバランスの良さで、音の圧力がない柔らかい響きだった。ピアノや管楽器のソロの部分の演奏も弱めに演奏しているのが伝わっていた。

mora.jp

ポッドキャストを聞いた感想

音楽を聞いた時と同じように、Technics Audio Connectアプリのイコライザーはダイレクトモードに設定、ゲーミングノートパソコンのLegion 560 ProのNahimicオーディオをオフにして、Dolby Atmosを含む立体音響をオフに設定した。

ポッドキャストをいくつか聞いたが、不足なく聞き取れている。聞いたポッドキャストは以下の通り。

open.spotify.com

open.spotify.com

open.spotify.com

open.spotify.com

open.spotify.com

open.spotify.com

open.spotify.com

動画を視聴した感想

音楽を聞いた時と同じように、Technics Audio Connectアプリのイコライザーはダイレクトモードに設定、ゲーミングノートパソコンのLegion 560 ProのNahimicオーディオをオフにして、Dolby Atmosを含む立体音響をオフに設定した。

動画の視聴では、音楽を聞く時よりも音量が小さいと感じる時がある。ただし、動画によって異なるので、全ての動画に当てはまるわけではない。視聴した動画は以下の通り。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

パソコンのDolby Atmos for HeadphonesとNahimicオーディオをオンにした感想

パソコンはLenovoのゲーミングノートパソコンのLegion 560 Proを使っている。Legion 560 ProではDolby Atmos for HeadphonesとNahimicオーディオを利用できるので、それぞれをオンにした時の感想は以下の通り。

  1. Technics Audio Connectアプリでダイレクトモードに設定して、ノートパソコンのDolby Atmos for HeadphonesとNahimicオーディオをオンにすると、ナイトモードの影響もあってか音が弱くなる。
  2. Technics Audio Connectアプリでダイレクトモードに設定して、Dolby Atmos for Headphonesだけをオンにすると、それなりに音が強くなるが、ダイレクトモードに設定してDolbyとNahimicをオフにした時に比べると音が弱いかもしれない。
  3. Technics Audio Connectアプリでダイレクトモードに設定して、Nahimicオーディオだけをオンにすると、それなりに音が強くなるが、ダイレクトモードに設定してDolbyとNahimicをオフにした時に近づいた。NahimicオーディオをSmartプロフィールに切り替えるとより近くなる。
  4. 音楽と動画で違いがあり、音楽はTechnics Audio Connectアプリでダイレクトモードに設定してDolbyとNahimicをオフにすると適していて、動画はTechnics Audio Connectアプリでダイレクトモードに設定してDolbyとNahimicをオンにすると適している。

Nahimicオーディオの設定

Nahimicオーディオのイコライザー設定

Dolby Atmos for Headphonesの設定

Technics EAH-AZ60M2の残念な所

自分の期待より低かったノイズキャンセリング性能の他に、Technics EAH-AZ60M2の残念な所を挙げると、1つは、充電ケースに入れた時のイヤホンの充電状況のLED表示が充電中または満充電の2通りしか無くてケースの充電状況に比べて分かりにくい所だった。イヤホンのバッテリーが10%でも、80%でも、「充電中」の点灯パターンしか表示しない。ここはケースの充電状況と揃えてほしかった。

2つ目は、DiscordのボイスチャットWebexMicrosoft Teamsなどのオンライン会議のヘッドセットとして使う際、ミュート有効・ミュート解除の操作が個別の通知音だけで音声ガイダンスが無いので分かりにくい。ミュート時はピロロン、ミュート解除時はピロンという通知音が鳴る。ミュート有効時は「ミュート」でミュート解除時は「ミュート解除」という音声ガイダンスが欲しい。

3つ目はBluetooth接続で繋がった端末との接続が切れた時に「デバイスが切断されました」のような音声ガイダンスがない事と、切断した端末から繋ぎ直すと「接続しました」の音声ガイダンスがない事が不便に感じている。

4つ目は長時間の装着、例えば3時間以上装着していると左側認識用の突起が耳に当たって痛くなってしまう事が多い点になる。

いずれもPanasonicの問い合わせフォームから意見を送った。

Technics EAH-AZ60M2を選んだ後の振り返り

先述したように、Technics EAH-AZ60M2のノイズキャンセリング性能は自分の期待が高すぎて想像よりは低かった。ノイズキャンセリング性能にこだわるなら振動板が10mmくらいの大きさでハイブリッド式ノイズキャンセリング機能を持つフラッグシップ級の完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ事を1つの方向性にすると良いのかもしれないと考えた。そう考えると、2021年に3万円未満でJabra Elite 85tを買った時からすると価格が上がったと感じる。

また、Technics EAH-AZ60M2の充電ケース単体でのバッテリー持続時間は17時間(24時間-7時間、ノイズキャンセリング使用時、AACコーデック)となっていて、ノイズキャンセリング使用時でのケース単体のバッテリー持続時間(再生可能時間・充電可能時間)が24時間以上は欲しいと感じた。参考までに他機種の完全ワイヤレスイヤホンのケース単体でのバッテリー持続時間は以下の通り。

イヤホン 充電ケース単体でのバッテリー持続時間 出典
Technics EAH-AZ80 17時間(24時間-7時間、AACコーデック) 製品ページ
Jabra Elite 10 21時間(27時間-6時間) 製品ページ
Jabra Elite 8 Active 24時間(32時間-8時間) 製品ページ
JBL Tour Pro 2 24時間(32時間-8時間) 日本語の製品マニュアルのPDF
Sony WF-1000XM5 16時間(24時間-8時間) 製品ページ
備考 充電ケースのバッテリー持続時間は【(イヤホン本体+充電ケースの持続時間)-イヤホン本体】でノイズキャンセリング使用時

動画

Technics EAH-AZ60M2のイヤホンの外観を主に撮影した動画になる。

Technics EAH-AZ60M2


-end-