Jabra Elite 85tの次に買う完全ワイヤレスイヤホンを考える一環として、Technics EAH-AZ80、Technics EAH-AZ60M2、Jabra Elite 10、Jabra Elite 8 Activeの4つをさっと20分くらい家電量販店の店頭で試聴した。Elite 10とElite 8 Activeは発売前だったが、店頭に試聴機が置いてあった。
家電量販店の店頭で試聴したので細かな機能の検証やイヤーピースの調整はしていない。箇条書きにすると以下の通り。
- どれもノイズキャンセリングは強力、完全に消えはしないが、店内の騒音や店内BGMがぐっと抑えられる
- Elite 10とElite 8 Activeは専用アプリでヒアスルーの強さを調整できるけど、ノイズキャンセリングの強さを調整できない
- さっと試聴しただけだとEAH-AZ80とEAH-AZ60M2の違いが掴めなかったけど、どちらも良い事に変わりはない
- Elite 8 Activeは頭を激しく振っても落ちにくそうなフィット感
- EAH-AZ80とEAH-AZ60M2のタッチセンサーの反応が良く、試聴した限りでは思った通りに操作できたので、何とかなるかもしれない
- Elite 10とElite 8 ActiveのDolby Atmos/Dolby Audioをオンにしたら、曲の特徴なのかボーカルが遠くなった
- EAH-AZ80とEAH-AZ60M2のダイレクトモードは、イコライザーの設定画面では一直線のフラットになっているけど、「イコライザーでフラットにする効果」もなしにするという印象
- 日本語のポッドキャストも飛ばし飛ばしにさっと聞いた程度だが、特に不満は無かった
自分が求めているのは周囲の音に合わせたノイズキャンセリングではなく、常に最大限のノイズキャンセリングを効かせて時には音楽を流さず耳栓のように使って、外音取り込み(ヒアスルー/アンビエントモード)の機能と使い分ける事を今回の試聴で確かめた。
ノイズキャンセリングを調整する機能と価格を考慮するとTechnics EAH-AZ60M2が買う候補になる。
試聴で聞いた曲は以下の通り。
milktub『俺達レジスタンス』
MADKID『RISE』
SHADOWBRINGERS: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack『黒煙の戦い ~境界戦線 ギムリトダーク~』
SHADOWBRINGERS: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack『砕けぬ思い ~ハーデス討滅戦~』
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