サンワサプライのMM-MCU04BKを買ってからしばらく経つ。
使用環境 |
机や椅子の環境次第で事情は変わるが、ノートパソコンの横に置いて気づいたのは、マイクのミュート状態が一目で確認しにくいという点だった。
MM-MCU04BKはマイクの指向性の方向がマイクの頂点に向いているため、横向きになる。
机の奥行きの問題でノートパソコンの横に置いていて、マイクアームを置く余裕もない。上の写真の通り、マイクのミュート状態は一目で確認しにくい。右側にある会社貸与のMacBook Air 2015(macOS Montereyにアップデート済み)に繋ぐ事もあり、右方向にずらしたりするが、それでもミュート状態は見えない。
ミュートの状態の視認性を考慮すると縦向きのマイクが合っているという事になる。
すぐに買い換えなければいけないわけではないが、イヤホンジャックとミュートボタンは欲しいので、以下のようなマイクが良いのだろうと思った。
RazerのSeiren V2 Pro
マイク本体の寸法は直径9cm・高さ21.2cm、重さは551gとなっている(出典:AV Watch)。ミュートボタンとマイクのゲイン調整ダイヤルが正面に、イヤホンジャックが背面にあるのは良い。
システム要件にWindows 10と書いてあるが、製品サポートページのFAQを読むと、マイクそのものはAppleのMacでも動作するようだ。
Can I install Razer Synapse on a Mac to use the Razer Seiren V2 Pro ?
No. Razer Synapse is not available for Mac OS. However, Mac OS natively supports high bit rate recording so you can use the Razer Seiren V2 Pro with it.
出典:Razer Seiren V2 Pro - RZ19-04040 Support
https://mysupport.razer.com/app/answers/detail/a_id/5728
縦向きで使うのかなと思ってレビュー動画を見ると、指向性の方向はマイクの頂点にあるようなので、RazerのSeiren V2 Proは横向きで使うようだ。
Razer's new microphone was WAY better than I thought.
This Microphone Surprised....Even Us? | Checking Out The Razer Seiren V2 Pro
AKGのAra-Y3
マイク本体の寸法は直径9.3cm・高さ23.0cm、重さは672gとなっている(出典:ヒビノプロオーディオセールス)。以下のレビュー動画でカーディオイドに切り替えると振動を拾うという点が少し気になった。
AKG ARA - I finally got the mic back, is it fixed? Let's see...
ThronmaxのMDrill One Pro
縦向きに使うマイクの中で良さそうだなと思ったのが、ThronmaxのMDrill One Proだった。ミュートボタンとヘッドホンジャックに加えて、マイクのゲイン調整ダイヤルが付いているのは良いと感じた。マイク本体の寸法は高さ22.5cm・幅11.6cm・奥行き11.6cm、重さは698gとなっている(出典:e☆イヤホン)。
NEW and IMPROVED! Thronmax Mdrill One Pro Microphone Review & Mic Test
SPECTACULAR Microphone Thronmax Mdrill One PRO | Full Review
How to Sound like a Podcast/Zoom Meeting Pro w / Thronmax Mics
ノイズ除去が有効になったビデオ会議システムでマイクの入力音量を70%辺りに下げると、声をそれなりに出していたが、入力された音が途切れるなどして音質が悪く聞こえた。100%に上げると問題なく通るようだった。
これはマイクを口元に近づけていないのが大きな要因かもしれないが、周辺スペースの問題でマイクアームを使って近づける事が難しい。そうなると、マイクの指向性の向きを考慮せず、マイクの入力音量を調整できるダイヤルがあるという点を重視する事になりそうだとも考えた。
ゲーム配信者向け 基本的なマイクの選び方 - ゲーマーのための配信環境改善計画
RazerのSeiren V2 ProかThronmaxのMDrill One Proか。さて、どうしたものか。
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