長蛇の列に並んで見に行った
2023年3月24日から2023年3月28日まで開催された、東京ドームにある野球殿堂博物館でのWorld Baseball Classic 2023の優勝トロフィー展示を見に行った。
東京ドームの外で並び始めた時に7時間(420分)の見込みと案内された時はさすがにどうなるかと思ったが、実際には並び始めてから入場まで約3時間35分だった。
野球殿堂博物館、7時間(420分)待ちの見込みか。 (@ 野球殿堂博物館 in 文京区, 東京都) https://t.co/r5yJ3LYIt7
— RuinDig (@RuinDig) 2023年3月26日
長蛇の列に並んでいる最中には並ぶのを諦めて皇居の乾通りに向かう家族連れの姿などがあった。
東京ドームの外周、2階通路で並んで待ちながら―
―野球殿堂博物館に近づいてきた。
野球殿堂博物館の入口が見えてきた。
入館案内と展示のお知らせを横目に野球殿堂博物館に入った。
入場
一旦入場すると、外の長蛇の列とは打って変わって、ごった返している様子ではなく、館内の展示をゆっくりと見る時間がある程だった。
階段を降りた先にスポーツ報道写真が展示されていて、その中には2022年の報道写真展に登場した『シュワッチ!』も展示されていた。
報道写真を過ぎると、2023年1月に亡くなった門田博光さんの南海ホークス時代の帽子・ユニフォーム・バット、打席での写真が展示されていた。
2023年野球殿堂入り顕彰者として、アレックス・ラミレスさん、ランディ・バースさん、古関裕而さんが紹介された。展示されているのは、アレックス・ラミレスさんの横浜DeNAベイスターズ時代の監督ユニフォームと読売ジャイアンツ時代のセ・リーグMVP時のサイン色紙、ランディ・バースさんの阪神タイガース時代のファーストミットと使用バット、古関裕而さんが作曲した『栄冠は君に輝く』の楽譜になる。
横浜DeNAベイスターズのユニフォーム・帽子・各選手のグローブ・バット・シューズ・サインの展示。
広島東洋カープのユニフォーム・帽子・各選手のグローブ・バット・シューズ・サインの展示。
中日ドラゴンズのユニフォーム・帽子・各選手のグローブ・バット・シューズ・サインの展示。
読売ジャイアンツのユニフォーム・帽子・各選手のグローブ・バット・シューズ・サインの展示。
東京ヤクルトスワローズのユニフォーム・帽子・各選手のグローブ・バット・シューズ・サインの展示。
阪神タイガースのユニフォーム・帽子・各選手のグローブ・バット・シューズ・サインの展示。
千葉ロッテマリーンズのユニフォーム・帽子・各選手のグローブ・バット・シューズ・サインの展示。
埼玉西武ライオンズのユニフォーム・帽子・各選手のグローブ・バット・シューズ・サインの展示。
福岡ソフトバンクホークスのユニフォーム・帽子・各選手のグローブ・バット・シューズ・サインの展示。
北海道日本ハムファイターズのユニフォーム・帽子・各選手のグローブ・バット・シューズ・サインの展示。
東北楽天ゴールデンイーグルスのユニフォーム・帽子・各選手のグローブ・バット・シューズ・サインの展示。
オリックス・バファローズのユニフォーム・帽子・各選手のグローブ・バット・シューズ・サインの展示。
日本シリーズ優勝トロフィー(内閣総理大臣杯)。
後楽園スタジアムのベンチ裏に設置されていた素振り用の鏡(姿見)。
日本ハムファイターズ時代の大谷翔平選手の日本プロ野球初先発第1球、2017年の最終登板使用球、使用スパイク、使用バット、着用ユニフォームの展示。
高校野球に関する展示もある。
大学野球に関する展示もある。一番印象に残ったのは、日本テレビの上重聡アナウンサーが立教大学時代に東京六大学野球で完全試合を達成していた事だった。
社会人野球に関する展示もある。
軟式野球に関する展示もある。
少年野球に関する展示もある。
女子野球に関する展示もある。
オリンピックを始めとする国際大会の野球に関する展示もある。
東京2020オリンピックに関する展示もある。
Japan 🇯🇵 vs USA 🇺🇸 | Baseball Final in FULL LENGTH
監督を務めた稲葉篤紀さんのユニフォームと帽子。
東京2020オリンピック決勝戦のウイニングボール、最優秀男子チーム賞のトロフィー、侍ジャパンチャンピオンリングなど。
野球日本代表・侍ジャパンの東京2020オリンピックでのメンバー表。
東京2020オリンピックの投手用の土落とし、決勝戦で使われた3塁ベース。
2017年に世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が考案した、従来の野球・ソフトボールを5イニング・5人制のストリート競技「Baseball5」の展示もあった。
2013年5月5日、読売ジャイアンツ対広島東洋カープの公式戦の開始前、長嶋茂雄さんと松井秀喜さんの国民栄誉賞授賞式と松井秀喜さんの引退セレモニー時の、長嶋茂雄さん着用のユニフォームと帽子、記念バット、サインボールの展示になる。
日本野球殿堂入りした数々の人物のレリーフが展示されている。NHK BS1の『球辞苑』に出演した山田久志さんや門田博光さん、小山正明さん、中西太さん、仰木彬さんをはじめ、原辰徳さん、工藤公康さん、野茂英雄さん、松井秀喜さん、佐々木主浩さんなど選手・監督として活躍した人達に加えて、球団社長などのフロントとして日本野球界に貢献した人も並んでいる。
都市対抗野球大会の優勝旗として贈られた2代目の黒獅子旗。
WBC優勝トロフィー
2006年のWBC優勝トロフィー。
2023年のWBC優勝トロフィー。
2009年のWBC優勝トロフィー。
2006年のWBC優勝トロフィー。
2023年のWBC優勝トロフィー。2023年のWBC優勝トロフィーも含めて、これまでのWBC優勝トロフィーはティファニー社が製作したもので、2023年のWBC優勝トロフィーは重さ12.7kg、高さ61cmになると明かされている。
#TiffanyAndCo has created the World Baseball Classic® Championship Trophy since 2005. The trophy is handcrafted from sterling silver with 24k gold accents, stands 24 inches tall and weighs more than 25 pounds. Learn more: https://t.co/G59fnn9w6M #CraftingVictory #TiffanyTrophies pic.twitter.com/kUkhCjqU3J
— Tiffany & Co. (@TiffanyAndCo) 2023年3月21日
左から、2006年のWBC優勝トロフィー、2023年のWBC優勝トロフィー、2009年のWBC優勝トロフィー。
3つのトロフィーの左側には優勝時の集合写真が展示されていた(撮影不可)。
2023年のWBC優勝トロフィー。台座には「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC CHAMPIONS JAPAN」と刻まれている。また、指紋が付いているのが分かる。
2023年のWBC1次ラウンドの中国戦、韓国戦、チェコ戦、オーストラリア戦、準々決勝のイタリア戦、準決勝のメキシコ戦、決勝のアメリカ戦の全7戦のウイニングボールが展示されていた。
全7戦のウイニングボールと一緒に監督を務めた栗山英樹さんの帽子とユニフォームが展示されていた。
WBC2023優勝トロフィー巡回展示
また、2023年のWBC優勝トロフィーは以下の日程で日本プロ野球セ・リーグとパ・リーグの12球団の本拠地で巡回展示をする事になっている。
球場 | 展示日程 |
---|---|
横浜スタジアム | 2023年4月7日~2023年4月9日 |
東京ドーム | 2023年4月11日~2023年4月13日 |
エスコンフィールドHOKKAIDO | 2023年4月14日~2023年4月16日 |
阪神甲子園球場 | 2023年4月18日~2023年4月20日 |
京セラドーム大阪 | 2023年4月21日~2023年4月23日 |
MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島 | 2023年4月25日~2023年4月27日 |
バンテリンドーム ナゴヤ | 2023年4月28日~2023年4月30日 |
ベルーナドーム | 2023年5月12日~2023年5月14日 |
ZOZOマリンスタジアム | 2023年5月16日~2023年5月18日 |
福岡PayPayドーム | 2023年5月19日~2023年5月21日 |
明治神宮野球場 | 2023年5月23日~2023年5月25日 |
楽天モバイルパーク宮城 | 2023年5月26日~2023年5月28日 |
出典: 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 優勝トロフィー 12球団本拠地巡回について - 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト |
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