マイナンバーカードの電子証明書の更新をした。
電子証明書の有効期限通知書
誕生日(7月16日)の3か月前の4月に電子証明書の有効期限通知書が届いた。電子証明書の有効期限通知書はマイナンバーカード総合サイトに掲載されたものとほぼ同じものが届いた。
そもそもマイナンバーカードの有効期限は発行日から10回目の誕生日(20歳未満は発行日から5回目の誕生日)*1まで、電子証明書の有効期限は発行日から5回目の誕生日となっている。
2015年10月からマイナンバー通知カードの送付(2020年5月25日に廃止)が始まり、マイナンバーカードの交付が2016年1月から始まった。自分のマイナンバーカードを発行したのが2016年の誕生日以降だったので、2021年で電子証明書の有効期限の5回目の誕生日が迫るというタイミングだった。
電子証明書とは
マイナンバーカードの電子証明書は、e-Taxで確定申告書のデータを作成して送信する際に利用する署名用の電子証明書と、マイナポータルなどのウェブサイト等にログインしたり、コンビニエンスストアでの証明書の交付サービスを使う時に利用する利用者証明用の電子証明書の2つがある。
電子証明書の更新手続き
マイナンバーカードの持ち主である本人(自分)が市区町村役所の窓口に行って手続きをした。用意したのは以下の2つ。
- 自分のマイナンバーカード
- 有効期限通知書
同封された案内には、有効期限通知書を忘れてもマイナンバーカードの電子証明書の更新手続きができると書かれている。同封されている「照会書兼回答書」と申請者・代理人の双方のマイナンバーカード、有効期限通知書を用意すると代理人が更新手続きを行えるようになっている。
市区町村役所の窓口で行ったのは以下の3つ。
- 入力に使われる書類への住所・氏名・生年月日の記入
- マイナンバーカードの署名用電子証明書パスワードの入力:6桁から16桁の英数字
- マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書パスワードの入力:4桁の数字
もしもパスワードを忘れてしまっても、市区町村役所の窓口で手続きをしているので、忘れたので新しく設定したい旨をその場で伝えれば良いだろう。実際に窓口での転居の手続きでパスワードを忘れてしまったので再設定した経験がある。
手続きが終わると、電子証明書の写しを渡された。今も保管してある。捨てずに保管しておくと良いだろう。
電子証明書の写しに書いてあるように、電子証明書の次の有効期限はマイナンバーカードの有効期限と同じ日付になった。
封筒の内容物
封筒と電子証明書の有効期限通知書。
代理人に電子証明書の更新手続きをしてもらう際に必要な「署名用電子証明書・利用者用電子証明書 照会書兼回答書」は電子証明書の有効期限通知書と一緒になっていた(筆者の市区町村の場合)。
マイナポイントの案内と、有効期限通知書に関する案内(全体で4ページある内の1ページ目)。
電子証明書の更新手続きとマイナンバーカードの更新手続きの案内(全体で4ページある内の2ページ目と3ページ目)。
有効期限通知書などが入った封筒の裏と、マイナンバーカードの顔写真のチェックポイントとマイナンバーカードに関する問い合わせ先の情報の案内(全体で4ページある内の4ページ目)。
有効期限通知書などが入った封筒の裏には、音声コードと点字が印刷されている。音声コードと点字の内容は以下の通り。
- 音声コードの内容:
マイナンバーカード・電子証明書有効期限通知書 在中
この封筒には、マイナンバーカード・電子証明書の有効期限通知書が同封されています。開封してご確認ください。有効期限の更新には、申請が必要です。 - 点字:
⠬⠒⠪⠒⠣⠐⠫⠴ ⠝⠒⠗「ゆーこーきげん つーち」
(Unicode点字変換 https://uhyo.github.io/tenji-webを参照。)
Uni-VoiceのAndroidアプリ:
Uni-VoiceのiOSアプリ:
apps.apple.com
有効期限通知書と合わせて同封されていた照会書兼回答書の封入用封筒。
-end-
*1:官公庁や各自治体のホームページにもマイナンバーカードの有効期限が「発行日から10回目の誕生日」と書いてあるので、ここではN年後という書き方をあえてしていない。