1袋64円で買った
オクラキングを初めて見た。
スーパーマーケットの店頭などで一般的なオクラが1袋6本入りで128円などで販売されている中で、この時に買ったオクラキングは1袋64円だった。
袋によると、オクラキングについて以下のように書いてある。
オクラキング:オクラの原種とされる品種で、身が大きく肉厚。通常のオクラと同じように柔らかい食感です。
【お召し上がり方】
焼いて:中火に熱した鉄板で約2分
茹でて:沸騰したお湯で約2分
オクラキングの外観
オクラキングの調理
オクラキングを食べた感想
オクラキングの見た目は太く短いが、種の部分にかすかな苦味を持ちながら、食感や粘り気、味はオクラと変わらなかった。焼いても茹でても美味しく食べられた。一般的なオクラは長すぎると筋張って食感が固くなると言われているが、今回のオクラキングは筋張った食感は感じないまま食べられた。
板摺りをしたとはいえ、オクラキングが生で食べられるかどうかというと、何とも言えないが、一般的なオクラに比べるとエグみや苦味が増すのではないだろうか。なお、今回のオクラキングは1度も生では食べていない。
ダビデオクラとダビデの星という名前
今回買ったオクラキングの袋に書かれたJANコード4573162467777
を調べると、商品名がオクラキングではなく「ダビデオクラ」の情報が見つかり、調べてみるとオクラキングは「ダビデオクラ」または品種名として「ダビデの星」とも呼ばれている事が分かった。
なお、「ダビデの星」そのものは六角星(六芒星)の形をした図形で、ユダヤ人やユダヤ教の象徴とされている。また、イスラエルの国旗の中央にも描かれている。
イスラエルの国旗|CC-BY-2.5 - MathKnight - Wikimedia Commons
「ダビデオクラ」と検索すると、ダビデオクラの栽培について書かれた2010年10月のブログ、ダビデオクラの自家採種について書かれた2012年9月のブログ、ダビデオクラを仕入れた事を伝える東京都内のイタリア料理店の2013年8月のFacebookの投稿、ダビデオクラの収穫と調理について書かれた2014年8月のブログが見つかった。これらのブログなどから、オクラキングも含めてダビデオクラ(ダビデの星)は最近の1年で登場した野菜ではないと知った。
他にも、ダビデの星の栽培の様子について書かれた2015年7月、2016年6月、2016年7月のブログも見つかった。
ダビデオクラ、粘りが強い感じ。 pic.twitter.com/CSkdGB6KT4
— firm@mento (@iumico) August 21, 2017
今日はこんなに大きなオクラを見つけました(o^^o)
— マミー 🐶🐾ゆっくりと… (@mamiko_marble) September 4, 2019
鹿児島県産…ダビデオクラ
こんなに大きく、切り口は可愛らしく、
粘りも良く かつお節と醤油で美味しくいただきました(๑>◡<๑) pic.twitter.com/Rfkya3v2re
オクラキング、大きい。キングらしい大きさ。#オクラ pic.twitter.com/9GwnAhGHmD
— 筧智子(かけひさとこ) (@sakusakuyama) August 16, 2019
オクラキングのオクラ感、キングだった。 pic.twitter.com/yc7sdrzlz0
— たかお (@takao177) September 11, 2019
昨日、鹿児島県のオクラキングなるものを、初めて見たので買ってみた。
— yamayu (@yasuyasu333) August 14, 2019
断面カワイイ。
一般的なものより、粘り気少なく、少し硬めで、あっさり。これはこれでおいし。焼いてもよいかも。 pic.twitter.com/7wlZN9jgov
ちなみに、一般的なオクラとは違う種類のオクラとして、房が丸みを持つ丸オクラ(島オクラ)もある。紅色の丸オクラは茹でると色が抜けて薄い緑色になるのが特徴だ。
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