国立競技場スタジアムツアー
東京・新宿にある国立競技場を見学できる、国立競技場スタジアムツアーに行ってきた。
kokuritu-tours.jp
今回はVIPエリアの見学とは違う、フィールドエリアやフラッシュインタビューゾーン、選手ロッカールームに立ち入る方のスタジアムツアーになる。なお、「国立競技場スタジアムツアー」の1つではあるが、スタッフによるツアーガイドのような案内はなく、入場してからは全て自由行動になる。(訪問時期:2022年6月)
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今回は入場する際にリストバンドを巻くように案内された。
1階エリア
1階南側コンコース
入場すると1階南側コンコースに着く。フィールドエリアが見える。
冷蔵庫・洗濯機などの家電専門誌の家電Watchでは、国立競技場の屋根に設置されていて一般には立ち入り禁止になっているキャットウォークを見学した記事が載っている。
kaden.watch.impress.co.jp
トラックアンドフィールド
以下の動画では国立競技場のフィールドエリアの芝が天然芝である事を説明している。夏芝と冬芝の2種類を使いながら、補光設備や大型送風機、地中温度管理システムを使って芝の育成環境を整備しているという。
国立競技場Q&A動画 芝生は天然芝なの?
フラッシュインタビューゾーン
以下、書道家の青柳美扇さんがフラッシュインタビューゾーンの壁に直接書いた「NATIONAL STADIUM」と「TOKYO, JAPAN」とVIPエリアにある「聖地」の書の制作背景の映像になる。
tezukaosamu.net
選手ロッカールーム
フラッシュインタビューゾーンから選手ロッカールームに入る事ができる。
store.shopping.yahoo.co.jp
シャワー室の内部は以下の動画を参照してほしい。
国立競技場紹介VTR Part2
サインウォール
フラッシュインタビューゾーンを通り抜けた先には、東京2020オリンピック・パラリンピックの陸上競技に出場した選手が壁に残したサインを見る事ができる。全てのサインではないが、どのサインを誰が書いたかというのを以下のウェブサイトで確認できる。
www.jpnsport.go.jp
以下、サインウォールを右から左に見て撮っていった写真になる。
展望エリアへの道中
展望エリアに向かう。
なお、観客が利用するトイレはTOTOが手掛けている事が明らかになっている。
jp.toto.com
カームダウン・クールダウンの部屋については以下の動画を参照してほしい。今回は扉を開けて中には入っていないため、部屋の中や防音性などを確認していない。
国立競技場Q&A動画 カームダウン・クールダウンの部屋ってなに?
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RECARO社は1906年にドイツで創業した自動車用シート専門メーカーになる。日本でのスタジアムシートとしては、東京の国立競技場の他に、サッカーのJリーグの川崎フロンターレ、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルス、海外のサッカーではイギリス・イングランドのマンチェスター・ユナイテッド、スペインのレアル・マドリード、ドイツのFCカイザースラウテルン、ボルシア・ドルトムントなどが選手ベンチに採用した実績があり、日本のプロ野球の福岡ソフトバンクホークスは観客席に採用した実績がある。
www.recaro-automotive.com
www.recaro.com
展示されているRECARO社のスタジアムシートの台座部分に刻まれている「RUI-TAKA」はルイ高という会社で、野球のバッティングケージ、陸上競技のハンマー投げ・円盤投げ用サークル、公園に設置されているベンチ、パラスポーツ用器具など、主にスポーツ施設や公園の設備を手掛けている。国立競技場の選手ベンチの設備であるプレイヤーズシートの「木製Jボックス」はルイ高が手掛けた物になる。
www.rui-taka.co.jp
展望エリア
動画
今回のスタジアムツアーの様子をまとめた動画になる。
国立競技場フィールドエリア&フラッシュインタビューゾーンの見学
Wikimedia Commons
Internet Archive
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